今日の聖句12月19日(月) しかし私の敵は、活気に満ちて、強く、私を憎む偽り者が多くいます。 詩篇 38:19 もしだれかが罪を犯すことがあれば、私たちには、御父の前で弁護する方がいま す。義なるイエス・キリストです。 1ヨハネ2:1 **************************** 今週のテーマ:神のしるし きょうの聖書:イザヤ7:10-17 イザヤ書7章14節 主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもって いる。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。 「零落したアハズに向けて」 預言者イザヤがいた当時、ユダヤ人の王国は北のイスラエル王国と南のユダ王国 に分かれていた。アッシリアの圧力が高まる中、ユダ王国の王アハズはアッシリ アに臣従したという記録があります。このアハズに対してイザヤを通して語られ たみことばが、この14節なのです。 アハズに「あなたの神、主から、しるしを求めよ。」(11節)と語られていること もとても興味深いことです。祝福の言葉は、祝福を受けるのに相応しい人に向け て語られるのだろうと常識的には思うのですが、神様がイスラエルに救い主を与 えるという祝福に満ちた予言が零落したアハズに向けて語られているのです。 神の御子であるキリストならば王宮か神殿に生まれて当然と思うのが常識でしょ うが、現実には貧しい女の子どもとして、家畜小屋で生まれたということも人間 的な基準では考えられないようなことです。 すべての人を救う救い主は、一切の妨げをことごとく取り除いて神様の愛と祝福 を注いでくださる御方だと言うことが分かります。信仰のあるもなしも、力の有 無も問わずに恵みを与えてくださるのです。アハズがよい例です。 祝福を祈ります。