今日の聖句12月2日(金) あなたが帰って来るなら、わたしはあなたを帰らせ、わたしの前に立たせよう。 エレミヤ15:19 イエスは、道を通りながら、アルパヨの子レビが収税所にすわっているのをご覧 になって、「わたしについて来なさい。」と言われた。すると彼は立ち上がって 従った。 マルコ2:14 ***************************** 今週のテーマ:歓喜 きょうの聖書:2サムエル6:12-15 サムエル記第二6章15節 ダビデとイスラエルの全家は、歓声をあげ、角笛を鳴らして、主の箱を運び上っ た。 「神様の臨在」 旧約聖書にある契約の箱の存在は、神様の臨在の象徴とされています。出エジプ トの旅で、イスラエルの群れは先頭を進む契約の箱に導かれて前進していました。 ヨルダン川を渡る時は、契約の箱を担ぐ祭司の足が水面につくと川の流れは上流 で逆立ちになったということです。 ペリシテとの戦いの中で、契約の箱の存在がイスラエル軍の力の源であると判断 したペリシテは契約の箱を盗み出しましたが、返って契約の箱によって災いが起 こってしまいました。ペリシテから牛に引かれて返還された契約の箱は災いを起 こしていましたが、オベデ・エドムの家に着いてからは祝福をもたらし始めてい たのです。 そこでダビデは「喜びをもって神の箱をオベデ・エドムの家からダビデの町へ運 び上った」(12節)ということです。クリスマスとは目に見えない神様が人間と なって人間の世界に現れたということなのです。契約の箱は神様の臨在の象徴で したが、お生まれになったイエス様は神様ご自身であるということです。 ダビデたちが「歓声をあげ、角笛を鳴らして、主の箱を運び上った。」ように、 私たちもイエス様を大歓迎すべきなのです。クリスマスにお生まれになった救い 主イエス様は、今、私たちの心の戸を叩いて、私たちの中へ入ろうとしているの です。心を開いてキリストを歓迎しましょう。 祝福を祈ります。