今日の聖句11月8日(火) 主はあなたがたに恵もうと待っておられ、あなたがたをあわれもうと立ち上がら れる。 イザヤ30:18 したがって、事は人間の願いや努力によるのではなく、あわれんでくださる神に よるのです。 ローマ9:16 ************************************** 今週のテーマ:助け合い きょうの聖書:レビ19:9-10 レビ記19章9節10節 あなたがたの土地の収穫を刈り入れるときは、畑の隅々まで刈ってはならない。 あなたの収穫の落ち穂を集めてはならない。またあなたのぶどう畑の実を取り尽 くしてはならない。あなたのぶどう畑の落ちた実を集めてはならない。貧しい者 と在留異国人のために、それらを残しておかなければならない。わたしはあなた がたの神、主である。 「他人を思いやる心」 こういう記事を見ると、神様はなんて優しい方だろうなあ、と思いますね。封建 時代の為政者は、百姓は殺さぬように、生かさぬようにと言い、小作制度の時の 地主たちは生産した米などの6割以上を年貢米として納めさせたと言います。 いま、親会社は零細下請けに材料費とエネルギー代くらいの請負料で仕事をさせ 下請け業者は働いても生活はできないというような厳しい状況になっている業種 もあるようです。「自分が豊になれば他人は貧しくなっても良い。自分が生きら れれば他人は死んでも良い。」そういう考えが今の世界には充満してしまってい るような気がしてなりません。 人間の自己中心主義はあらゆる関係を破壊する諸悪の根源です。クリスチャンと して生きるには自分の自己中心な生き方に気づき、それを罪として悔い改め、神 様のみことばを軸にして生きるということに徹していく必要があります。 イエス様は、空腹で石がパンに見えるようになってしまっても『人はパンだけで 生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』と言われました。 きょうの聖書から、他人を思いやる心、これが神様の心なのだと教えられました。 私には自分の心地よさを優先する傾向があります。自分の心地よさより、他人の 心地よさに気を遣っていこうと思います。 祝福を祈ります。