今日の聖句10月31日(月) あなたは腰に帯を締め、立ち上がって、わたしがあなたに命じることをみな語れ。 エレミヤ1:17 私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がど うしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったな ら、私はわざわいだ。 1コリント9:16 ************************************* 今週のテーマ:キリスト者の自由 きょうの聖書:ローマ1:16-17 ローマ人への手紙1章16節 私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じ るすべての人にとって、救いを得させる神の力です。 「撥ね返す神の力」 他人からの批判は人を萎縮させます。私たちは悪口を受けたくありません。他人 から言葉の攻撃を受けなくなったらどんなに良いかとも思います。そういう対立 がある中で、当然、キリストを信じる信仰も批判されることがあります。その批 判を受けることを恥と思う人もいるでしょう。 しかし、パウロはあえて「私は福音を恥とは思いません」と言い切りました。批 判している側の人の方が神の力を知らないのだというのがその発言の理由です。 「救いを得させる」ということばをリビングバイブルでは「天国にみちびく」と 訳しています。それは普通の日本語では「幸福をもたらす」という意味です。 信じる前は自分が幸せであると思えなかった私たちが、キリストを信じることに よって幸福を授かり、温かい神の愛に包まれて生活しているのですから恥ずかし いなどとはおもわず、むしろ、うれしさと喜びの中にいるのです。自分がクリス チャンであることを大いに発表しようではありませんか。 昔は大変でした。パウロも福音のために命を狙われ、キリスト教の歴史の中で信 者が宗教弾圧で殺され続けてきました。日本でもつい66年前まで激しい弾圧に みまわれていました。しかし、先輩たちはその弾圧にも、収監にも自由を奪われ ることはなかったのです。信じる者には圧力を撥ね返す神の力が注がれるのです。 祝福を祈ります。