今日の聖句10月28日(金) ヨセフは兄弟たちを送り出し、彼らが出発するとき、彼らに言った。「途中で言 い争わないでください。」 創世記45:24 日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。 エペソ4:26 ***************************** 今週のテーマ:神の宮 きょうの聖書:使徒17:22-25 使徒の働き17章24節 この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、 手でこしらえた宮などにはお住みになりません。また、何かに不自由なことでも あるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。神は、すべての 人に、いのちと息と万物とをお与えになった方だからです。 「数えてみよ主の恵み」 きょうの聖書箇所はパウロがギリシヤのアテネにあるアレオパゴスと呼ばれる会 議場で、そこに居合わせた人たちに伝道した言葉です。神様は、手でこしらえた 宮(人工的な構造物)の中にはお住みになりません、と語り、また、人の手によっ て仕えられる必要はありません、と教えています。 それは、アテネの町の中に多数の祭壇が在ったからです。様々な偶像が拝まれて おり、それぞれの祭壇にささげものがささげてあるのを見て、パウロは天地の主 である永遠の救い主を伝えずにはいられなかったのです。私たちも偶像の祭壇に 果物や飲み物のようなものが飾られているのを見るとそう思います。 同じような錯覚をするクリスチャンもいます。その錯覚とは、自分が神様に何か をしなければならないとか、何かをプレゼントしなければならないと思ってしま うということです。神様は私たち人間から物やそのほかの何かをもらわなければ ならないという御方ではないのです。 むしろ、私たちは神様が、私に何をしてくださったのか、或いは、神様はわたし に何をしてくださる御方なのか、をよく考えて、神様が与えてくださるものを恵 としてしっかり受け止めるということの方がはるかに大事なことであるわけです。 「数えてみよ主の恵み」という賛美歌を思い出しました。 祝福を祈ります。