今日の聖句10月16日(日) 帰って来てください。主よ。私のたましいを助け出してください。あなたの恵み のゆえに、私をお救いください。 詩篇6:4 御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのよう に祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめ きによって、私たちのためにとりなしてくださいます。 ローマ8:26 ***************************** 今週のテーマ:ささげる きょうの聖書:マルコ12:41-44 マルコの福音書12章43節44節 イエスは弟子たちを呼び寄せて、こう言われた。「まことに、あなたがたに告げ ます。この貧しいやもめは、献金箱に投げ入れていたどの人よりもたくさん投げ 入れました。みなは、あり余る中から投げ入れたのに、この女は、乏しい中から、 あるだけを全部、生活費の全部を投げ入れたからです。」 「信仰と献金」 多くの人々が献金するのを見ながらイエス様は、生活費の全部を投入したという ことで、この貧しいやもめの献金に注目しました。この女性の、自分たちが生き ているのは手持ちのお金によってではなく、神様の恵とあわれみによって生かさ れているのだという信仰を認められたということです。カインのささげものとア ベルのささげものの記事を思い出します。 そもそも、この献金箱は神殿の修繕費をまかなうために設置されているものです。 生活費を神殿の修繕費のためにささげるということは、信仰的には生活全般の神 様への礼拝と信仰の在り方を立て直すという意味にもなります。心の祭壇を立て 直すということがよく言われます。 礼拝に出席していても心はイエス様から離れてしまっているということはよくあ ることで、生活費を稼がなければならないので礼拝には出席できないというとこ ろまで崩れてしまう場合もあります。信仰の純粋性がくすんでくるというか濁っ てくることは当然あることなので、日々、信仰の純粋性を修復しつつ、キリスト 共に生きる道を進みたいものです。 献金は額が多ければいいというものでもなく、銅貨2枚で良いということでもあ りません。キリストへの信仰を献金としてささげるという心がこもっていること が最も大切なことです。献金に心を込め、祈りを込め、感謝と讃美を込めてささ げさせていただきましょう。 祝福を祈ります。