今日の聖句10月11日(火) 主のみことばは混じりけのないことば。土の炉で七回もためされて、純化された 銀。 詩篇12:6 こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐ れているのは愛です。 1コリント 13:13 ***************************** 今週のテーマ:ひたむきに きょうの聖書:2テモテ2:1-7 テモテへの第二の手紙2章2節3節 多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たち にゆだねなさい。キリスト・イエスのりっぱな兵士として、私と苦しみをともに してください。 「パウロの弟子造り」 テモテはパウロの弟子で、父親はギリシヤ人、母親はユダヤ人です。パウロはテ モテを伴い、或いはテモテを派遣して異邦人伝道を進めています。ユダヤ人クリ スチャンの手前、テモテにも割礼を施しています。因みにテモテとは神を礼拝す るという意味のギリシヤ語です。 そのテモテをパウロは我が子と呼び、「イエスにある恵みによって強くなりなさ い。」と励まして、牧会を「他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねな さい。」と指導しています。 教会奉仕というものは一人ではできず、また、多くの協力者を養育していく必要 のあることです。奉仕者は奉仕を開始した時点から自分の後継者を育てることが 最も重要な仕事なのです。そのようにしていかないと信仰を次世代につなげてい けないのです。 ヨハネ伝2章の水をぶどう酒に造り替えるという奇跡の場面でヨハネはその経緯 については「水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。」と記録しています。パ ウロは「私と苦しみをともにしてください。」とテモテに訴えています。苦労し て宣教したり、牧会したものでなければ知ることのできない恵があることを経験 させようという配慮が伺えます。パウロは弟子造りにもひたむきだったのです。 祝福を祈ります。