今日の聖句10月8日(土) この人は、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、黙って彼 女を見つめていた。 創世記24:21 パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤに出かけることにした。 神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。 使徒16:10 ***************************** 今週のテーマ:讃美 きょうの聖書:イザヤ60:14-16 イザヤ書60章15節16節 あなたは捨てられ、憎まれ、通り過ぎる人もなかったが、わたしはあなたを永遠 の誇り、代々の喜びの町に変える。あなたは国々の乳を吸い、王たちの乳房を吸 う。あなたは、わたしが、あなたを救う主、あなたを贖うヤコブの全能者である ことを知る。 「三つの讃美」 エルサレムをさして「あなた」と呼んでいます。「エルサレムを救う主」が讃美 されています。狭い意味では「あなた」はイスラエルの中の神様を礼拝する人々 を指しています。エルサレムという言葉の中に礼拝場所という意味があるからで す。イスラエルの救いに注目すると私たちの心は元気になります。これが実例だ からだと思います。 聖書の中には神様の愛と神様の救いが書き綴られていますが、愛されているのは イスラエルで、救われるのもイスラエルです。つまり、イスラエルの歴史の中に 神の愛と、神の救いのモデルがあるということです。私たち聖書の読者はイスラ エルを愛し、罪深いイスラエルを救った御方が、私たちをも愛し、罪深い私たち をも救ってくださる御方なのだと知ることができるわけです。 私たちは天地の創造者を礼拝して讃美します。私たちは十字架の救い主イエス・ キリストを礼拝して讃美します。もう一つ、私たちはイスラエルを愛し続け、延 々とイスラエルを救い続けている贖い主を礼拝して讃美しているのです。この三 つの事柄が聖書に中で神様が実行された事実として書き残されているからです。 私たちは動揺する不確かな世界で生活しています。天変地異や大恐慌は世界を時 代もろとも奈落の底に突き落とします。しかし、この三つのことに注目するなら そこにあるのは「わたしはある」という御名を持つ永遠不変の御神の存在です。 創造者への讃美、救い主への讃美、イスラエルの贖い主への讃美を捧げつつ、生 き生きとした礼拝生活をさせていただきたいと思います。 祝福を祈ります。