今日の聖句10月3日(月) 幸いなことよ。すべて主に身を避ける人は。 詩篇2:12 わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。 ルカ22:32 ***************************** 今週のテーマ:讃美 きょうの聖書:ローマ11:33-36 ローマ人への手紙11章33節34節35節 ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。そのさばきは、 何と知り尽くしがたく、その道は、何と測り知りがたいことでしょう。なぜなら、 だれが主のみこころを知ったのですか。また、だれが主のご計画にあずかったの ですか。また、だれが、まず主に与えて報いを受けるのですか。 「パウロの讃美」 キリストに出会う前のパウロには二つの課題がありました。一つはユダヤ教徒と して熱心に修養し、鍛錬しても魂の汚れから解放されないということ。もう一つ は死んだ人間が生き返るはずがないということです。パウロの属すパリサイ派は 復活を信じていたのですがパウロには確信がありませんでした。 こういう信仰の状態は多くのクリスチャンが経験していることです。私もそうで す。心の汚れに苦しみ、死後の復活を信じ切れないのです。それで、パウロはキ リストが復活したと吹聴しているクリスチャンを処罰するためにあらゆることを 行い、ダマスコへ避難しようとするクリスチャンを馬で追いかけて行ったのです。 追撃の途中、強い光に目がくらみ落馬したとき、キリストが現れ「なぜわたしを 迫害するのか。」と問いかけられます。パウロは自分の神様に対する罪を認めて キリストに従う人として生まれ変わります。他人事でなく自分こそ罪人のかしら だと深く反省して、十字架による贖いを受け、復活の力を得て、福音宣教に立ち あがりました。 神に敵対し、キリストを死に追いやり、教会を迫害した大罪人サウロがどうして 使徒であると称してキリストの福音を語れるのですか。これが神様の計画だった と知り、パウロは驚きとともに感謝と讃美の声を上げています。罪のために恵み から落ちたイスラエルも創造者の栄光を現すべく復活すると信じて声高く神様の 御名を讃美しているパウロです。 祝福を祈ります。