今日の聖句10月2日(日) さばきは再び義に戻り、心の直ぐな人はみな、これに従うでしょう。 詩篇94:15 人の怒りは、神の義を実現するものではありません。 ヤコブ1:20 ***************************** 今週のテーマ:讃美 きょうの聖書:イザヤ12:1-6 イザヤ書12章5節 主をほめ歌え。主はすばらしいことをされた。これを、全世界に知らせよ。 「イザヤの讃美」 イザヤ書11章にはメシヤの到来と神の国の実現とイスラエルの回復が預言され ています。そして、12章は過去形で表現してその預言が成就を喜び祝う言葉に なっています。更に、これを全世界に知らせよ。と謳っています。神様を信じる 者に与えられるもの、それは希望です。 イザヤはBC.745年頃からBC.695年にかけてユダ王国を中心に預言活 動をした人物です。イザヤ書は冒頭で北のイスラエル王国にも南のユダ王国にも 神様の大きな刑罰が下ることを告げています。これは避けられない現実となって いきます。 日本の敗戦前、昭和15年頃から20年まで日本人はどのような恐怖と不安を抱 えていたのでしょう。政治家も軍人も慌てふためく中で、少数のクリスチャンは 宗教弾圧を受けながら、キリストの再臨とイスラエルの回復を祈り、御国の到来 と日本人の救いを求めて祈り続けていました。希望が消えることはありませんで した。 ヨブも試練の中で無一物になりながらも「主は与え、主は取られる。主の御名は ほむべきかな。」と讃美し、アブラハムもイサクを捧げるとき、「神には人を死 者の中からよみがえらせることもできる」と考えて試練を乗り越えています。私 たちの讃美は、天地の創造者、永遠の救い主に対するものなのです。今日は日曜 日、教会で神様を心から讃美し褒め歌いましょう。 祝福を祈ります。