今日の聖句 9月28日(水) わがたましいよ。主をほめたたえよ。わが神、主よ。あなたはまことに偉大な方。 あなたは尊厳と威光を身にまとっておられます。 詩篇104:1 それで群衆は、口のきけない者がものを言い、手足の不自由な者が直り、足のな えた者が歩き、盲人たちが見えるようになるのを見て驚いた。そして彼らはイス ラエルの神をあがめた。 マタイ15:31 ************************************* 今週のテーマ:仲間 きょうの聖書:ルツ1:16-17 ルツ記1章16節17節 ルツは言った。「あなたを捨て、あなたから別れて帰るように、私にしむけない でください。あなたの行かれる所へ私も行き、あなたの住まれる所に私も住みま す。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。あなたの死なれる所で私は 死に、そこに葬られたいのです。もし死によっても私があなたから離れるような ことがあったら、主が幾重にも私を罰してくださるように。」 「ルツとナオミ」 ルツはイスラエルの隣国モアブの女性です。因みにルツとはヘブル語で「友」と いう意味です。ルツはモアブの地でイスラエル人の夫と結婚しましたが夫の父親 も夫も夫の弟も死亡しました。飢饉の中で義理の母と義理の妹(オルパ)とルツの 三人の女性が遺されました。義理の母のナオミは邦訳すると「楽し」です。 ナオミはルツとオルパに実家へ帰って再婚するように勧めました。オルパは泣く 泣く姑の言葉に従って実家へ帰って行きました。しかし、ルツは上に掲げた16, 17節のように答えてナオミから離れようとしませんでした。一緒にいて、一緒に 行動すること、これが最高の愛です。 嫁からこんな風に言われたら世の姑さん方も心に熱いものがグッとこみ上げてく るのではないでしょうか。ルツとナオミは嫁と姑の関係ですがある意味で心のつ ながった真の仲間同士と言えるのかも知れませんね。「死ぬまでそばに置いてく ださい。」はプロポーズの殺し文句のようです。 差し向かいで座る座り方と、並んで座る座り方があります。差し向かいだと互い に相手の顔やら姿やらを見ることになりますが、並んで座ると同じ方向へ目を向 けることになるので同じ景色などを見ることができます。並んで座り同じ風景な どを見て、経験や感動を共有することは素晴らしいことです。ルツはナオミとそ のような暮らしがしたかったんだろうなと想像します。 祝福を祈ります。