今日の聖句 9月25日(日) 日の出る所から、その沈む所まで、わたしの名は諸国の民の間であがめられ・る。 マラキ1:11 どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れ られるのです。 使徒10:35 ***************************** 今週のテーマ:仲間 きょうの聖書:マタイ18:21-35 マタイの福音書18章33節34節35節 私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきでは ないか。こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した。 あなたがたもそれぞれ、心から兄弟を赦さないなら、天のわたしの父も、あなた がたに、このようになさるのです。 「赦し合って生きる」 これは、ペテロがイエス様に「兄弟が私に対して罪を犯したばあい、何度まで赦 すべきでしょうか。七度まででしょうか。」と質問した事に対してイエス様が譬 え話で教えたときの最後のことばです。7回の70倍、つまり完全に赦しなさい、 と教えたのです。 昨日のヨブも、3人の友人を赦した、ということでした。仲間や友人は互いに赦 し合うということで関係が成立するものだと教えられます。私たちの神様との関 係もイエス様の十字架による赦しが出発点です。イエス様が私たちを無条件で赦 してくださったので私たちも互いに赦し合って生きていけるのです。 これほど必要な「赦し」ですが私たちの心には「赦してしまってはいけない」と いう強い思いが働くことが度々あります。厳しく咎め立てして、しっかり教訓を 与えなければならないという思いが強くこみ上げてくる事があるのです。しかし、 それは誤判断であるようです。むしろ「赦さない」という罪です。 青梅とか西多摩郡には「ご苦労無し」という言葉があります。「世間の辛酸を味 わってない人」という意味です。ご苦労無しと呼ばれる人は人を赦す事を知りま せん。私もそういうご苦労なしでした。「主人は怒って、借金を全部返すまで、 彼を獄吏に引き渡した。」という話しですが、咎め立てされる事の辛さを経験さ せるためだったのかも知れません。 祝福を祈ります。