今日の聖句 9月9日(金) わたしは「これはわたしの民。」と言い、彼らは「主は私の神。」と言う。 ゼカリヤ13:9 兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがたの召されたことと選ばれたこととを確 かなものとしなさい。これらのことを行なっていれば、つまずくことなど決して ありません。 2ペテロ1:10 ***************************** 今週のテーマ:重荷 きょうの聖書:民数記17:1-5 民数記17章5節 わたしが選ぶ人の杖は芽を出す。こうしてイスラエル人があなたがたに向かって つぶやく不平をわたし自身が静めよう。 「選びと重荷」 コラと3人の仲間が会衆から選出された250人の人たちと語らってモーセとアロ ンに反逆したとき、神様は大地割れにコラと3人を飲み込ませ、250人を焼死 させました。その翌日「モーセとアロンは神の民イスラエルを殺した」と言って 騒いだ14700人を伝染病という神罰で滅ぼすという出来事がありました。(16章) 迷いやすい一般大衆には、路線からそれずに大衆を指導して目的を達成させる指 導者が必要です。指導者にとっては大衆の中から反逆者が出てくることは大きな 重荷です。リーダーの号令は大衆一人一人に届かなければならないものです。 そこで神様はイスラエル12部族の族長に自分の名前を書き記した杖を礼拝場所 にある契約の箱の前に持ってこさせました。その中の一本の杖が神様から選ばれ て芽を出す。その杖の所有者こそ神様によって立てられたイスラエルの祭司だと いうことです。 これで、反逆と粛正のいたちごっこは収束していきました。神様はご自分が選ん だ指導者を民に指導者として紹介し、民の指導者への不平を神様ご自身が静めて くださるのです。重荷は神様が負ってくださるいうことがここでも教えられてい ます。それにしても神の選びとは厳かなものです。私たちも選ばれて神の子とさ れているのです。 祝福を祈ります。