今日の聖句 8月24日(水) 彼(ヨセフ)は彼ら(兄たち)を慰め、優しく語りかけた。 創世記50:21 だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを 図りなさい。 ローマ12:17 ***************************** 今週のテーマ:祝福 きょうの聖書:エレミヤ31:31-34 エレミヤ書31章34節 そのようにして、人々はもはや、『主を知れ。』と言って、おのおの互いに教え ない。それは、彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。 ――主の御告げ。――わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さない からだ。」 「赦しと祝福」 イスラエルは出エジプトによって奴隷の身分から解放され、神の民となった時点 で神様の臨在と罪の赦しを知らなければなりませんでした。モーセは指導者とし てそのことを十分に承知し、イスラエルをそのように導きました。しかし、民に はまだわからなかったのです。 時代が下ってダビデの時になり、サムエルとダビデには神様が「慈しみと憐れみ」 の御方であることがよくわかっていました。ダビデの時代が終わると再びイスラ エルは迷ってしまいました。そして、遂に国は大分裂し、アッシリヤとバビロン に討ち滅ぼされることになるわけです。 国家の滅亡を目の前にして、神様はエレミヤを通して神の民イスラエルを再び立 て直し、その時にはイスラエル国民全てが「神様の慈しみと憐れみ」を知るよう になり、わざわざ教えられなくても、神様の慈愛の中で生きられるようになると 語っておられるところです。事実、イスラエルはバビロンから帰還した後、率先 して神の民としての国を再建していきます。 バビロンからの帰還は神様の臨在とイスラエルへの罪の赦しの証拠であり、御民 イスラエルへの限りない神様の祝福の現れとなるのです。私たちに対する神様の 祝福も、魂の犯す罪と過去の罪の全てを十字架によってゆるすことによって与え ています。そして、私たちの未来に向かう門を大きく開いていて下さるのです。 祝福を祈ります。