今日の聖句 8月15日(月) 主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わき まえのない者を賢くする。 詩篇19:7 このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。 コロサイ2:3 ********************************************* 今週のテーマ:ヨベルの年 きょうの聖書:レビ25:1-7 レビ記25章3節4節 六年間あなたの畑に種を蒔き、六年間ぶどう畑の枝をおろして、収穫しなけ ればならない。七年目は、地の全き休みの安息、すなわち主の安息となる。 あなたの畑に種を蒔いたり、ぶどう畑の枝をおろしたりしてはならない。 「回復をもたらす安息の年」 きょうの聖書箇所は、ヨベルの年に先立つ安息の年について述べています。 安息という言葉は出エジプト記の16章から出てきます。安息日も、同じく 20章から出てきます。安息とは何もしないことではなく、安定することで す。妊娠中の女性の安定期に似ています。胎児は育ち続けるのです。 創世記の2章の冒頭に神様は天地創造の第七日めを祝福して、その日を聖と して休まれた、と書かれています。神様の形に造られた私たちは神様に倣っ て七日目ごとに休むことが良いのです。それは靜に見守る日だとも言えるの です。 そして、その延長線上にあるのが安息年です。六年間耕作して七年めは土地 を休ませるという考えです。七日間のうち一日休んで英気を養い、八日めか ら元気に働くという一週間の周期は私たちの身体にもしっくりなじみ、土地 も同じだというのです。土地も休ませると良い産物を生み出します。 このことの原点は神様の天地創造にあります。七日めごとに休んで礼拝し、 七年毎に畑を休ませながら私たちは神様によって造られた神様の作品であり 神様の所有物であることを思い起こし、神様によって生かされていることを 感謝するわけです。その時、私たちの心身に回復がもたらされます。 祝福を祈ります。