今日の聖句 8月10日(水) 渇いている者はみな、水を求めて出て来い。 イザヤ55:1 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。 マタイ11:28 ***************************** 今週のテーマ:平和 きょうの聖書:ミカ4:1-3 ミカ書4章2節 多くの異邦の民が来て言う。「さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご 自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう。」それは、 シオンからみおしえが出、エルサレムから主のことばが出るからだ。 「共存の小道」 ミカの4:1-3はイザヤの2:2-4と殆ど同じです。ミカとイザヤは同時代の南ユダヤ の預言者です。時々は顔を合わせて話し合うこともあっただろうと思います。そ の時期は北イスラエルがアッシリヤに滅ぼされた頃で南ユダヤはヒゼキヤ王の時 代です。この後約100年後にユダヤもバビロニヤに滅ぼされます。 イスラエルもユダヤも偶像礼拝を咎められ、国を滅ぼすことになってしまったの ですが、ここには「シオンからみおしえが出、エルサレムから主のことばが出る からだ。」と述べられています。エルサレムは復興し、礼拝も立て直されて神の 民は世界平和のリーダーになると語られているわけです。 8月8日には「福音による問題解決」と書きましたが、エルサレムから出る主の ことばとは「キリストの十字架の福音」です。キリストの十字架は個人を救い、 国を救い、国際問題まで解決してあまりある力を持っています。世界各国に住む クリスチャンは声を揃えて福音を証しする責任があります。 ここ数日、ヨーロッパ、アメリカ、日本の赤字国債のニュースがテレビなどで報 道され、中国と韓国では国境問題が世界を騒がせています。温暖化による異常気 象は地球上の全地域に及んでいます。私たちは神様が聖霊様の愛で包んでいるこ の地球の市民同士であることを自覚して、共存の小道を歩みたいものです。 祝福を祈ります。