今日の聖句 8月5日(金) 善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてくださ い。 1列王記3:9 あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、 とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます。 ヤコブ1:5 ***************************** 今週のテーマ:滅びの中にも きょうの聖書:2コリント11:12-15 コリント人への手紙第二11章12節13節 私は、今していることを今後も、し続けるつもりです。それは、私たちと同じよ うに誇るところがあるとみなされる機会をねらっている者たちから、その機会を 断ち切ってしまうためです。こういう者たちは、にせ使徒であり、人を欺く働き 人であって、キリストの使徒に変装しているのです。 「にせ使徒の滅び」 パウロはコリントで伝道する中で、無給で伝道しており、それを継続すると言っ ています。それは、にせ使徒がパウロの後継に入り、教会を真理から遠ざけてし まうことを防ぐ為だというのです。 にせ使徒の特徴は、誇りを得ようとすることと、教会を律法主義に導こうとする 傾向があることです。特にこの時代には、ユダヤ教のパリサイ派からキリスト教 に改宗した人たちが国外へ出て、異邦人が救われる為には割礼を受けなければな らないと教えていたことがありました。 プライドと呼ばれる悪い誇りと、律法主義は教会の信仰を歪めたり、衰えさせた りします。パウロは牧師給を返上してまで教会を守ろうと努力しているわけです。 素直に自分の罪を認めて悔い改められる信仰こそ尊ばれなければなりません。 15節で「彼らの最後はそのしわざにふさわしいものとなります。」と述べて、 にせ使徒には前途はないとハッキリ言っています。プライドと律法主義は私たち の心に忍び込みやすいものなので、私たちも犠牲を払ってでもそういうものから 自分を守ることを心がけなければならないのだと思います。 祝福を祈ります。