今日の聖句 8月3日(水) まことに、主は高くあられるが、低い者を顧みてくださいます。しかし、 高ぶる者を遠くから見抜かれます。 詩篇138:6 何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分より もすぐれた者と思いなさい。 ピリピ2:3 ***************************** 今週のテーマ:滅びの中にも きょうの聖書:イザヤ54:1-7 イザヤ書5章1節2節3節 わが愛する者は、よく肥えた山腹に、ぶどう畑を持っていた。彼はそこを掘り起 こし、石を取り除き、そこに良いぶどうを植え、その中にやぐらを立て、酒ぶね までも掘って、甘いぶどうのなるのを待ち望んでいた。ところが、酸いぶどうが できてしまった。そこで今、エルサレムの住民とユダの人よ、さあ、わたしとわ がぶどう畑との間をさばけ。 「課題」 神様がイスラエルを選んで、神の民として、愛と恵みを注いで養育してきたのに、 イスラエルは悪い国になってしまった。これはどういうことなのか。神の民自身 がよく考えて問題の解決を図りなさい、という課題の提示です。 神様はイスラエルに良い物だけを供給し、イスラエルが神の民として成熟し、神 様の栄光を現す国民になれるように、手を尽くして責任を果たしてきたのです。 そして今、滅亡を目前にして、この課題を提示することによってイスラエルを貴 重な存在と認めているのだと訴えているのです。 8月1日に、無価値と思われる物の中にあるピカッと光る物、という言葉を書き ましたが、このイザヤ書にはそういう光る物をイスラエルの中にしっかり認めて 愛している神様の姿が色濃く現れています。消滅をまぬがれない国家への神の愛 がここにあるのです。 神の愛に感動してクリスチャンになった人が、いつの間にか恵みから離れて罪の 世界に落ちてしまうということもあるでしょう。罪が表沙汰になるような場合に も、「なぜそんなことになったのか、よく考えて反省しなさい。私が立ち直らせ ます。」と御手を延べてくださるのがイエス様です。 祝福を祈ります。