今日の聖句　７月２３日(土)

私たちの神、主よ。あなた以外の多くの君主が、私たちを治めましたが、私たち
は、ただあなたによってのみ、御名を唱えます。
イザヤ26:13

「この世の国は私たちの主およびそのキリストのものとなった。主は永遠に支配
される。」
黙示録11:15

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今週のテーマ：祈り
きょうの聖書：詩篇55:1-9

詩篇５５編５節６節７節

恐れとおののきが私に臨み、戦慄が私を包みました。そこで私は言いました。
ああ、私に鳩のように翼があったなら。そうしたら、飛び去って、休むものを。 
ああ、私は遠くの方へのがれ去り、荒野の中に宿りたい。

「逃げ出したい」

ダビデの赤裸々な感情を吐露した祈りです。「私は苦しんで、心にうめき、泣き
わめいています。」「彼らは私にわざわいを投げかけ、激しい怒りをもって私に
恨みをいだいています。」「私の心は、うちにもだえ、死の恐怖が、私を襲って
います。」１節から４節までこのように訴え、５節に繋がっています。

舅から命を狙われ、息子に謀反を起こされ、子どもたちは互いに殺し合うという
悲惨な家庭生活を強いられていたダビデは、このように自分の感情を神様に訴え
ることによって、神様からの心の支えと平安を与えられていたのです。もっと激
しく祈る時には、敵を殺してくださいとまで言っています。

私たちは、ある時は感情を露わにすることも大切なことです。人に聞いて貰うこ
とも必要です。聞いてくれる人がいる時は良いですけど、誰でも愚痴を聞いてく
れるとは限りませんし、嫌がられることもあります。しかし、イエス様は私たち
の気持ちを引き出し、しゃべらせてくださいます。

ダビデはこのように女々しく愚痴から祈り出す癖があるようです。しかし、祈っ
ているうちに、自分の味方である全能者が共にいて守っていてくださることを感
謝し、平安と力に満たされて、讃美で祈りを閉じていきます。神様に悩みを全部
打ち明けると、平安と喜びを与えられるのです。

祝福を祈ります。