今日の聖句　７月２１日(木)

苦しみのうちから、私は主を呼び求めた。【主】は、私に答えて、私を広い所に
置かれた。
詩篇118:5

あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子
としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父」と呼
びます。
ローマ8:15

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今週のテーマ：祈り
きょうの聖書：エズラ9:6-9

エズラ記9章9節

事実、私たちは奴隷です。しかし、私たちの神は、この奴隷の身の私たちを見捨
てることなく、かえって、ペルシヤの王たちによって、私たちに恵みを施し、私
たちを生かして、私たちの神の宮を再建させ、その廃墟を建て直させ、ユダとエ
ルサレムに石垣を下さいました。

「エズラの感謝」

これは祭司エズラの祈りのことばです。ユダヤ人はバビロンに滅ぼされて補囚と
なっていましたが、ペルシヤの王クロスによってバビロンから解放され、エルサ
レムの神殿と城壁を再建する仕事をなしとげました。その時、長老からユダヤ人
が指導者から下々まで、周辺諸国の人々と混血し、異邦人の罪深い習慣に染まっ
てしまっていることを知り驚愕します。

驚きの余りに、衣服を切り裂き、ひげも髪も引き抜いて座り込み、身動きもでき
ないほどの状態に陥りましたが、夕方になって気を取り直して神様に祈った祈り
のことばです。大罪を犯しながらも神様の憐れみによってかろうじて保たれてい
ることを深く感謝するエズラでした。

「罪のますところに恵みもいやませり」というみことばがあります。神様の愛は
罪の赦しという形で私たちにもたらされますので、私たちが自分の罪をしっかり
と認識することが、神様の愛を受け、恵みに感謝するためには不可欠な要素なの
です。

自分の罪深さを知るということはとても難しいことです。人から指摘されれば悔
しいばかりです。しかし、私たちのこころの中に住む聖霊様は不思議な形で私た
に罪を示し、赦されていることを知らせ、神様の愛によって神様のために生きる
ものとされているのだと教えてくださいます。

祝福を祈ります。