今日の聖句　７月１４日(木)

あなたの真実は力強い。
エレミヤ哀歌3:23

では、いったいどうなのですか。彼らのうちに不真実な者があったら、その不真
実によって、神の真実が無に帰することになるでしょうか。絶対にそんなことは
ありません。
ローマ3:3-4

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今週のテーマ：約束の成就
きょうの聖書：１列王記9:1-9

列王記第一９章４節５節

あなたが、あなたの父ダビデが歩んだように、全き心と正しさをもって、わたし
の前に歩み、わたしがあなたに命じたことをすべてそのまま実行し、わたしのお
きてと定めとを守るなら、わたしが、あなたの父ダビデに、『あなたには、イス
ラエルの王座から人が断たれない。』と言って約束したとおり、あなたの王国の
王座をイスラエルの上に永遠に確立しよう。

「きよく生きる」

神様がダビデに与えた王国と王座を永遠に確立するという約束は、ソロモンとそ
の子孫が神様の命令とおきてを守りるならば、という条件が付いています。ダビ
デの王国と王座は御父である神様を礼拝するためのものだからです。ソロモンと
子孫が神様の命令を捨て、偶像を拝むなら、王国は滅亡し、王座は消滅するとい
うことです。

問題は「全き心と正しさをもって」というところです。ここは、現代訳では「一
途に私を求めて生き」で、リビングでは「わたしの前で誠実であり」、新共同で
は「無垢な心で正しく」と訳されています。これらの訳語を一つに絞ると「きよ
く生きる」となるでしょう。形ではなく、どういう心で生きるのかが問われるの
です。

９節に「エジプトの地から自分たちの先祖を連れ出した彼らの神、主を捨てて、
ほかの神々にたより、これを拝み、これに仕えた。」という悪評を受けるな、と
いう警告があります。私たちにしてみれば、十字架の恵みによってかろうじて救
われた罪人にすぎない身である、ということを忘れてはならないということだろ
うと思います。

神様は、ソロモンにも私たちにも、謙遜と従順をもってきよく生きる、というこ
とを強く期待し、望んでおられるのだと教えられます。イエス・キリストの十字
架に注目して、キリストの十字架への信仰と礼拝を捧げながら、今日の一日を大
事な一日として歩ませて頂きましょう。

祝福を祈ります。