今日の聖句 6月6日(月) ダビデはペリシテ人に言った。「おまえは、剣と、槍と、投げ槍を持って、私に 向かって来るが、私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御 名によって、おまえに立ち向かうのだ。 1サムエル17:45 イエスは彼に言われた。「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます。 マタイ26:52 ***************************** 今週のテーマ:信仰に生きる きょうの聖書:使徒2:43-47 使徒の働き2章44節 信者となった者たちはみないっしょにいて、いっさいの物を共有にしていた。 「相互共有」 ペンテコステの日に聖霊が降臨し、教会が生まれ、「使徒たちによって、多くの 不思議なわざとあかしの奇蹟が行なわれ」「資産や持ち物を売っては、それぞれ の必要に応じて、みなに分配し」「毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパン を裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、すべての民に好意を 持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださったていた。」のです。 一切のもの物を共有にしていた、というところに初代教会の強さがあります。 教会はキリストの地上における身体です。教会は神の愛の共同体です。人体にお いて身体の各組織が相互に共有しあっているのと同様に、教会ではお互いにお互 いを共有します。 私たちはそれぞれ、自分のためにだけ存在しているのではなく、キリストとキリ ストの身体のために存在しているという事です。キリストへの愛とキリストの身 体への愛が生み出す共有生活は教会に属すすべての人の全ての必要を満たしてい きます。 信仰に生きることの第一は、他者のために生き、他者のために存在する。という ことになります。家庭において、夫は妻のために、妻は夫のために、親は子のた めに、子は親のために生きるという形があれば、それは美しく、嬉しい姿です。 ペンテコステの日以来、教会は自己中心的にではなく、キリスト中心の信仰に生 きるようになったのです。 祝福を祈ります。