今日の聖句 5月22日(日) 新しい歌を主に歌え。主は、奇しいわざをなさった。その右の御手と、その聖な る御腕とが、主に勝利をもたらしたのだ。 詩篇98:1 もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐をもって熱心に待 ちます。 ローマ8:25 ***************************** 今週のテーマ:神の招き きょうの聖書:マルコ3:13-19 マルコの福音書3章13節14節15節 イエスは山に登り、ご自身のお望みになる者たちを呼び寄せられたので、彼らは みもとに来た。そこでイエスは十二弟子を任命された。それは、彼らを身近に置 き、また彼らを遣わして福音を宣べさせ、悪霊を追い出す権威を持たせるためで あった。 「救いへの招き」 この時既にイエス様の周辺には数十人の弟子グループができていました。その中 からイエス様が望んだ12人が選ばれて使徒となり、後々、福音を宣べ、悪霊を 追い出しつつ、教会の中心となり、或いは教会の土台となっていくわけです。 「ご自身のお望みになる者たちを呼び寄せ」て、望まない者は呼ばないのか、そ れはえこひいきだ、と反発する人もありましょうが、イエス様は、すべての人間 を「救い=神の愛」に招いています。イエス様に代わって特定の人に神の招きを 伝える為に呼ばれた人がいたということです。 キリストの昇天後、代わりに降った聖霊によって働く人々が先ず始めに選ばれて いたということなのです。私たちが神の愛の中に招き入れられたのは、私たちの 周辺にいる人たちに、私たちから「神の招き」を伝える為に他なりません。私に も「浜野さん、あんたなー、愛されとるんだにー」と言い続けてくれた市瀬綾子 さんという人がいたのです。41年くらい前のことです。 12人の中に目覚ましい活躍をする人も、全く目立たない人も、果てはキリスト を裏切る者までも加えられている点は興味深いですね。私たちも、目立とうと、 目立つまいと、そんなことにはこだわらずに、私たちを愛していてくださるイエ ス様のお役に立つ人生を送り、例え一人にでもキリストの招きを伝えたいものだ と思います。 祝福を祈ります。