今日の聖句 4月23日(土) あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物にすべてが、書きしるされました。 詩篇139:16 自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、また、から だのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。 マタイ6:25 ****************************** 今週のテーマ:イエスの十字架 きょうの聖書:ヨハネ19:31-42 ヨハネの福音書19章38節39節 そのあとで、イエスの弟子ではあったがユダヤ人を恐れてそのことを隠していたア リマタヤのヨセフが、イエスのからだを取りかたづけたいとピラトに願った。それ で、ピラトは許可を与えた。そこで彼は来て、イエスのからだを取り降ろした。前 に、夜イエスのところに来たニコデモも、没薬とアロエを混ぜ合わせたものをおよ そ三十キログラムばかり持って、やって来た。 「埋葬」 十字架上で死亡したイエス様に対してローマの兵士は死亡を確認するために「イエ スのわき腹を槍で突き刺した。すると、ただちに血と水が出て来た。」(34)と記さ れています。この記事は、復活を信じられない人たちに、イエス様は十字架上で気 絶していただけで、日曜日の朝、息を吹き返したのだとは言わせません。 アリマタヤのヨセフとニコデモは密かな弟子でしたが、この十字架を目撃して心は 一変してしまいました。恐れもなくピラトの前に進み出て遺体の下げ渡しを願い、 衆人環視の中、誰をも憚らず、イエス様の体に没薬などを塗り、布に繰るんで丁重 に埋葬しました。 死者に対する礼節といいますか、遺体への厳粛な対応の姿があります。生きている 人間が死んだ人に対してできる最後の愛の行いのような気もします。死者を弔うと いうことは大切なことで疎かにはできないのです。 私たちもイエス様の死亡を厳粛に受け止め、いのちを犠牲にしてまで私たちの罪を 赦し、私たちを敵意と憎しみから解放し、神様との和解をもたらしていてくださる イエス様の愛にたいしてヨセフやニコデモのように真剣な応答をさせて頂かなけれ ばなりません。 祝福を祈ります。