今日の聖句 4月22日(金) 主は地のすべての王となられる。その日には、主はただひとり、御名もただ一つと なる。 ゼカリヤ14:9 イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王イエスである。」と書いた罪状書きを 掲げた。 マタイ27:37 ***************************** 今週のテーマ:イエスの十字架 きょうの聖書:ヨハネ19:16-30 ヨハネの福音書19章19節 ピラトは罪状書きも書いて、十字架の上に掲げた。それには「ユダヤ人の王ナザレ 人イエス。」と書いてあった。 それで、大ぜいのユダヤ人がこの罪状書きを読ん だ。イエスが十字架につけられた場所は都に近かったからである。またそれはヘブ ル語、ラテン語、ギリシヤ語で書いてあった。 「ヘブル語、ラテン語、ギリシヤ語」 16節から30節までに十字架刑の宣告を受けてから、息を引き取るまでのイエス 様と十字架周辺の様子が記録されています。十字架上のイエス様の頭上には「ユダ ヤ人の王ナザレ人イエス」という罪状書きが「ヘブル語、ラテン語、ギリシヤ語で 書いてあった。」のです。 この三つの言語は当時の最も重要な言語で、これらの言葉で表記すれば全世界のす べての国と民族にこの十字架の出来事を周知することができるわけです。今で言え ば英語、スペイン語、中国語の様なものです。 また、この三言語は人類の歴史の中で文化と文明を生み出す最も重要な要素になっ ています。そして、イエス・キリストの十字架と復活の福音はこの三言語を使う人 々によって全世界に伝えられていきました。 神様は極東の果てに住んでいる私たち日本人も視野に入れて贖いを為し遂げてくだ さり、ピラトがどう思って書いたのか分かりませんが、ピラトの筆を用いて私たち のところへも救いが届くように計画していてくださったのです。 祝福を祈ります。