今日の聖句 4月18日(月) だれが、「私は自分の心をきよめた。私は罪からきよめられた。」と言うことが できよう。 箴言20:9 あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イ エスにあって生きた者だと、思いなさい。 ローマ6:11 ***************************** 今週のテーマ:イエスの十字架 きょうの聖書:ヨハネ18:15-18 門番のはしためがペテロに、「あなたもあの人の弟子ではないでしょうね。」と 言った。ペテロは、「そんな者ではない。」と言った。寒かったので、しもべた ちや役人たちは、炭火をおこし、そこに立って暖まっていた。ペテロも彼らとい っしょに、立って暖まっていた。 「裏切りの罪」 逮捕されたイエス様はエルサレム市内にある大祭司カヤパの内庭に連れてこられ ました。ペテロとヨハネが後ろからこっそりついてきました。ヨハネがカヤパの 親類だったのでヨハネの助言でペテロも庭に入ってこられたのです。これから裁 判が始まります。 門番のはしためがペテロに、「あなたもあの人の弟子ではないでしょうね。」と 言った。ペテロは、「そんな者ではない。」と言った。(17)このペテロの言葉が イエスを否認するもので、「鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしを知らないと 言います。」(13:38)と言われていたとおりになってしまったわけです。 神を否定し、キリストを否認することが罪の根元であるわけですが、私たち弱い 罪人は自分の身が危うくなるといとも簡単にこの大きな罪を犯してしまいます。 逮捕されたイエス様の弟子だと知れたら自分も捕まってしまうだろうという恐れ には包まれることは当然のようです。 イエス様が十字架に釘付けられなければならなかった理由がここにあります。神 への背きという罪を犯し、神から切り離された人間を、神と和解させ、神との強 い愛の絆の中で生きられるようにするには神の御子イエス・キリストの十字架の 死は避けられないのです。 祝福を祈ります。