今日の聖句 4月 6日(水) わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。 エレミヤ31:34 あなたがたは罪によって、また肉の割礼がなくて死んだ者であったのに、神は、そ のようなあなたがたを、キリストとともに生かしてくださいました。 コロサイ2:13 ***************************** 今週のテーマ:神の民 きょうの聖書:エレミヤ50:17-20 エレミヤ書50章19節20節 わたしはイスラエルをその牧場に帰らせる。彼はカルメルとバシャンで草を食べ、 エフライムの山とギルアデで、その願いは満たされる。その日、その時、――主の 御告げ。――イスラエルの咎は見つけようとしても、それはなく、ユダの罪も見つ けることはできない。わたしが残す者の罪を、わたしが赦すからだ。」 「礼拝する神の民」 北イスラエルと南ユダはそれぞれアッシリヤとバビロンに攻め滅ぼされました。捕 虜として連れ去られた神の民を神様はもう一度ご自分の手元に連れ帰る、という約 束です。私たちはこれを歴史の事実として知っています。 カルメル、バシャン、エフライム、ギルアデはヨルダン川を挟むイスラエル北部の 諸地域です。そこは出エジプトの後、指導者ヨシュアの指揮の下にイスラエルが戦 いで勝ち取った町々です。敗北者イスラエルに再び勝利者の栄誉を与えるという約 束でもあります。 民の指導者ヨシュアの名はイエス・キリストのイエスと同じ名前です。イエス・キ リストの十字架の死と復活による勝利の栄誉を神の民に共有させようという神様か らの愛のこもったメッセージがここにあります。 エフライムにはシロという町があり、そこには神を礼拝する幕屋が設置されていま した。父なる神様を礼拝する礼拝の場に神の民を連れ戻す。惨めにも罪の誘惑に負 けてうなだれる私たちを御神は放置せず、再び感謝と賛美の礼拝を捧げる民として 立たせてくださるです。罪も咎もキリストによって消されたのです。 祝福を祈ります。