「 大槻義彦早稲田大学名誉教授の教え子を思う親心 」

Jimmy


 
 大槻義彦早稲田大学名誉教授は、ご自身のブログで最近も以下のように語っておられます。(以下、ブログ「大槻義彦の叫び」2014年4月20日付けより引用)

 STAP細胞の作製手順、作り方のコツを公表、公開すべき、という要請に対して『それは出来ない』と拒否したそうだ。(YOMIURI ONLINE 4月14日)特許の申請中だから、という理由、と報道されている。
 
 これはおかしい。小保方さんは文章の盗用で犯した誤りをまたまた作成手順の非公開で犯そうとしているのか。STAP細胞発見はすでにNATUREに投稿しているのだ。もしこの論文が撤回されてもSTAP細胞発見の論文発行の事実は残るのだ。特許の盗作申請などありえないではないか。他が申請しても却下されるはずだ。
 
 それより大事なことは作成手順を公開して世界中でSTAP細胞が確認されることである。そのことによってノーベル賞すら夢ではない。特許の何がほしいのか!?特許を独占してお金持ちになりたいのか?
 
 特許により受け取る利益より、STAP細胞発見の名誉の方がはるか、はるかに価値あることではないか!小保方さんよ、あなたは本当に自分のSTAP細胞の発見が世界的に認知されるより特許取得が大事なのか?!もしそのように本当に考えているのならそれは大間違いである。
 
 第一、今のようにSTAP細胞の存在自体、STAP細胞発見の事実まで疑われているならば、その大事な特許すら拒否されるだろう。特許を早く取るためにもSTAP細胞作製手順の公表を今スグやることだ。

 
 繰り返すが私は教え子を信じ、教え子を擁護する。そのためにもSTAP作成手順を公開しなさい。公開しないこと自体でSTAP細胞の存在がねつ造であったことの理由にされる。細胞自体がねつ造ならばそれは『科学詐欺』となる。大事な教え子を詐欺師にしたくない。
 (ブログ「大槻義彦の叫び」より引用終わり)
 

 名誉教授にここまで言わせておいて、早稲田大学はいったい何を考えているのでしょうか、見当もつかない。『論文に不正はなかった。』あるいは『ねつ造とみなすべき証拠を見出した』等の回答を、中間報告でも良いから社会に対して発表するのが、大学としての社会的役割、責任なのではないでしょうか。

 それどころか、理化学研究所の審査結果を待ち、発表する様子を伺っているようにも、見受けられます。仮にそうだとしたら、あまりにも情けないスタンスでしょう。輝かしい伝統を誇る名門早稲田大学の名が泣くというものです。 

 今こそ、最高学府の名誉をかけてでも、社会的責任を果たすために疑惑の有無を白日の下にさらけ出す勇気と英断を持っていただきたいと考えております。  
 


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