「里子攻撃 被害状況報告! 」

本文、画像:Jimmy


 長年のクワ友であるヒラタの鉄人氏より、予告通りの里子攻撃を受けました。里子攻撃とは如何なるものか、被害状況を報告させていただきます。
 

 
 2001年10月初旬、兼ねてから予告のあった里子攻撃が、ヒラタの鉄人さんによって実施されました。有言実行で知られる強者だけに、ある程度覚悟はしておりましたが、今回の攻撃はこれまでを凌ぐ、史上空前の規模となりました。B2によるステルス攻撃ではなく、古典的ではありますがB52による大規模な爆撃です。下記の画像をご覧ください!

satogo_tetsu01.jpg (7261 バイト)
おなじみの通い箱で届いた里子爆弾

satogo_tetsu02.jpg (9694 バイト)
中身はご覧の通り!



 鉄人さんの攻撃は、ご愛用の郵パックにて必ず元払いで到着します。当方に対するせめてもの情けでしょうか。それにしても、今回は届いた段ボールの大きさからしてイヤな予感がしたのですが、見事に的中しました。ご覧の通りです。

 爆弾の中身は、国産オオクワ幼虫10頭、国産ヒラタ幼虫14頭、国産ヒラタの成虫4頭(2ペア)、それに護衛に付いてきたタリバーン兵とおぼしき国産ノコギリクワガタ♂1頭の総勢29頭。全てに産地が記入してありました。あまりの破壊力に茫然自失。しかしながら、せめてもの救いは幼虫が多かったことです。これが全て成虫だったならば今頃どうなっていたことか、考えただけでもゾッとします。 

satogo_tetsu03.jpg (12258 バイト)
成虫、幼虫合わせて29頭!

satogo_tetsu04.jpg (10848 バイト)
緩衝材の代わりに入っていたマット



 鉄人さんの恐ろしいところは、緩衝材に幼虫飼育用埋め込みマットが付いてくることです。「これを使って幼虫を飼育しなさい。」と言うことかも知れないと一方的に解釈し、遠慮なく利用させていただいております。

satogo_tetsu05.jpg (6117 バイト)
タリバーン警護隊も同伴

satogo_tetsu06.jpg (7019 バイト)
恐ろしいタリバーン兵の正体!



 犯行声明は爆撃後に発表され、「護衛にタリバーン兵をつけたので、よろしく!」とのことでした。毎回攻撃される時には必ずと言って良いほど護衛が付いてきます。これまでは、コクワガタがほとんどだったのですが、今回は大歯形の立派なノコギリクワガタでした。

 さて、このまま黙ってやられている私ではありません。すかさず報復攻撃に出ることにしました。と言っても、今年はペアリング数を制限したせいか、採れている幼虫の数が少なく、準備が完了するまで待っていてはタイミングを逸する可能性があると思われたため、掟破りの新成虫攻撃を敢行することにしました。

 戦力の内訳は、以下のようになります。

 アマミヒラタ、タカラヒラタ、オキノエラブヒラタ、サキシマヒラタ、五島ヒラタ、壱岐ヒラタ、ツシマヒラタ、スジブトヒラタ、マレーオオヒラタ、それに国産オオクワガタ。全て新成虫で、総数28頭。

 基本的に、自力で購入した個体の子孫ですが、五島ヒラタはたいめんさんからいただいた里子の子孫。壱岐ヒラタはたこすけさんからいただいた里子の子孫です。事前に承諾なく、鉄人さんに送りつけてしまいました。何卒ご容赦ください。

 できるだけペアになるよう配慮したものの、どうしてもオスだけやメスだけになってしまった種類もあります。しかしながら、これまでも鉄人さんからの攻撃でもそのような組み合わせで届いたことがあるため、大目に見てもらうことにしました。

 この報復攻撃はそうとうダメージを与えたようで、飼育容器が足らなくて困っているとの悲鳴に近いメールを受け取りました。当方としては非常に満足のゆく結果を得られ大変うれしく思うと同時に、今から鉄人さんのところで幼虫が湧かないことをひたすら祈るばかりです!

 


b-home3.gif (712 バイト)