ボウズ採集報告 in 米沢（Jimmy）

　平成１１年７月３０日より、４泊５日の日程で、山形県米沢市まで出かけてきました。法事出席が主目的だったのですが、遠くまで来たついでといっては何ですが、無謀にもクワガタ採集を試みました。遅くなりましたが、その結果をご報告致します。

　
　米沢に出かける一ヶ月前より、国土地理院発行の地形図を購入し、あらかじめクワガタがいそうな場所をチェックしておきました。ここは、米沢市から南に５キロほど離れた最上川流域です。
残念なことに、自転車しか足がなかったので、３６度を超える猛暑の中、フラフラになりながらもひたすら自転車を漕いで出かけました。　走ること、約３０分。思ったより遠くて、着いた頃にはバテバテでした。

　堤防に自転車を置き、ペットボトルのお茶を飲みながら、よさそうなポイントを探し回りました。
河川敷によく生えている柳の木が主流で、クヌギやコナラは全くと言って良いほど見当たりません。この場所を選択したのは失敗だったかなと後悔しながらも、樹液の出ていそうな樹をひたすら探し回りました。

　この枝は、白っぽい樹液が吹き出すように出ていたので、クワはともかく、チョウやハチが寄って来ていてもよさそうに思ったのですが、残念ながら何もいませんでした。う～ん、残念。
いかにも、おいしそうな香りがしていたのですが！

　そんな調子で、結局のところ、コクワどころかクワの死骸ひとつ見つけられませんでした。採集時期が悪かったのかも知れませんが、もともとこの辺りにはクワはいなかったのかも知れません。

　３日後、今度はレンタカーを貸してもらい、場所も変えて２時間ほど採集に出かけてきたのですが、やはりおなじようにコクワひとつ見つけることができませんでした。採集能力のなさをさらけ出したようで、恥ずかしい限りなのですが、採集には根気と粘りが必要だと言うことを、痛切に感じた次第です。

　次回は、再びホームグラウンドの奈良に戻り、秋～冬にかけての材割り採集を試みたいと思います。後は、そのような時間が取れるかどうかの問題のような気が．．．（＾＾；

おわり