「ミヤマクワガタ採集報告
in Kyoto 2013/08 」
Jimmy
平成25年8月、長年愛用して来た自家用車を9月で廃車にするため、家内と京都まで サヨナラドライブに出かけてきました。その際に偶然ミヤマクワガタを1ペア採集しましたので、ここにご報告致します。 |
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図1 走り慣れたのどかな里山へ向かう道路 |
自宅から車で走ること約1時間。すっかり通い慣れた里山へ向かう道路です。 ちょうど、道路沿いの採集ポイント付近から撮影した風景です。昼間は明るいですが、夜になると真っ暗です。当たり前と言えば当たり前なのですが、大阪では真っ暗な道は少なくなりました。 |
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図2 いつ来ても変わらない、のどかな里山の風景 |
辺り一面に水田が広がり、その周囲には雑木林が点在する、典型的な里山の風景です。京都には、まだまだこのようなのどかな景色が至る所に残っています。これから先も残り続けて行ってほしいものです。 |
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図3 いつも必ずチェックする道路沿いのクヌギの木 |
ここへ来ると、必ずと言って良いほど様子を確認する道路沿いのクヌギの木です。クヌギが15本ほど生えています。すぐ近くに同じような規模の雑木林があったのですが、産業廃棄物や不燃物など、収集にお金を払う必要のあるゴミ類を不法投棄する人が後を絶たないため、とうとうすべて伐採されてしまいました。今は見る影もありません。非常に残念です。 |
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図4 19年間乗り続け、9月に廃車にする自家用車 |
19年間にわたって、一度も故障することなく、私の家族や親戚、友人を各地へ安全に運んでくれた自家用車ですが、寄る年波に勝てずとうとう廃車にすることになりました。走行距離は3万キロなので、エンジンはまだまだ快調なのですが、その他の箇所が痛んできており、写真では分かりませんが、左側のドアミラーは壊れていて、ガムテープで貼り付けている状態です。向きが自由に変えられないので、まったく役に立っておりません。車に乗るときだけバッテリーをつないでおりました。この車がもっともふさわしい場所として、この採集ポイント前を選びました。かのヒラタの鉄人氏にも乗っていただいた歴史に残る記念すべき車でした。長い間ご苦労様でした。 |
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図5 順調に稲も育っているようです。黄緑色が鮮やかです。 |
今年は7月に入ってすぐに梅雨が明け、暑い夏が8月も続いておりますが、ここの稲は順調に育っているようです。写真には写っておりませんが、田んぼの向こう側を流れる小川には、メダカが泳いでおりました。 |
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図6 心が癒される、絵に描いたような里山の風景です。 |
何度ここに来ても、見飽きることがない心が癒される、絵に描いたような里山の風景です。この美しい景色をいつまでも見続けて行きたいと思っております。 |
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図7 いつも目印にしている立派なクヌギの木 |
前回、カブトムシとコクワガタを返しに来た帰り、日本の国蝶であるオオムラサキのペアに遭遇した場所に生えている、立ち姿の美しいクヌギの木です。これからも、伐採されずに生き残って欲しいと願うばかりです。 |
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図8 緑が美しいクヌギ林 |
この日もうだるような暑さでしたが、緑が美しいクヌギ林の中に入ると気分は良いものの、ヤブ蚊とスズメバチに責め立てられ、現実はゆっくり休めない騒々しい場所でありました。 |
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図9 この左側に見えるクヌギの木の幹の裏側にミヤマクワガタがいました。 |
どこにでもある典型的なクヌギの木ですが、何気なく気になって裏側を覗いてみると、ミヤマクワガタのペアが仲良く幹に張り付いておりました。思わず写真を撮ることも忘れ、気が付いたときには両手で掴んでおりました。 |
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図10 メスの上に小歯型のオスがガードしている姿 |
自宅で休養を取ってもらっているミヤマクワガタ夫妻です。メスに比べてオスが小さいので、奥さんの方が強いものと思われます。この小さなアゴでは、とても挟み殺すことはできそうにないと思われます。現在、累代飼育に挑戦するべく、情報を集めている最中ですが、ヒラタの鉄人さんからも、何とかするように背中を押され、責任重大になって来ました。関西地方では黒土を手に入れることがホームセンター等では難しく、微粒子の二次発酵マットがさらに発酵して黒くなったマットを黒土の代わりに利用しようと考えております。後は、運を天に任せて一日でも長生きさせるべく、エアコンの温度もさらに下げております。電気代が家計に響く夏になりそうです。 |