初めての韮崎探訪！ with Mr.Texas

ヒラタの鉄人氏より、予告通りの里子攻撃を受けました。里子攻撃とは如何様なものか、ご報告させていただきます。

何しろ、韮崎はおろか山梨に一度も行ったことがありませんので、どこに行けばよいのか皆目見当がつきません。月刊むしのクワガタ特集号にポイントが書かれてはいるものの、限られた時間のなかでそれを頼りに探すのは至難の業です。とは言え、折角のチャンスを逃すのは惜しい気がします。　そこで、ここはやはり韮崎周辺を良く知っている人に案内してもらうのが得策と考え、東京にお住まいの長年のクワ友であるテキサスさんに連絡を取ってみました。すると、「それなら私がご案内いたしましょう。仕事の関係で、甲府や伊那方面にはにはよく出張しているんです！」との快い返事。韮崎を案内してもらえる上に、ほんとうに久しぶりにテキサスさんとも会えると言うことで、ワクワクしながら家族と共に出かけました。
菖蒲沢の立派な台場クヌギ	能勢でもよく見かける形の台場クヌギ

　事前にメールで待ち合わせ場所を確認し、当日は携帯で何度も連絡を取り合いながら、夕方の４時に中央道韮崎インターを出たところで合流。久しぶりの再会を喜びながらも自由になる時間が限られていましたので、さっそくオオクワガタを採集したポイントへ連れていってもらいました。

　今回案内してもらったのは、韮崎インターからすぐ近くの菖蒲沢と言うポイントです。　一般的に、山梨にあるオオクワガタ採集ポイントは、車が走れるような道路沿いに点在していることが特徴だそうです。おかげで、すぐ近くまで車で乗りつけることが可能なため、ポイント巡りをするのは能勢に較べて楽なように感じました。ただ、手軽に採集できるせいか、いたずらにクヌギが傷つけられて、荒れていたような印象を受けたのも事実です。

　
　結局、宿泊先の都合で私が６時に諏訪まで戻らなければならなかったため、ほんの１時間ほどしかポイント巡りをすることができませんでしたが、それでも韮崎の雰囲気は十分に味わうことができたと思います。韮崎には、能勢とはまた異なるここにしかない独特の雰囲気があるように感じました。とは言え、言葉で表現するのはなかなか難しいです。やはり、一度みなさんも自分の眼で確かめられることをお薦めいたします。

　
　忙しい仕事の合間を縫って、わざわざ出張先の甲府から駆けつけてきてくれたテキサスさんには、ほんとうに感謝している次第です。ポイント巡りの最中でも、得意先や会社から頻繁に電話が入るので、実に申し訳ない気持ちが致しました。私の不注意で用意してきた愛用のデジタルカメラを落として壊してしまい、これからどうしようかと途方に暮れていた私を見かねて、なくした小さな部品を地面を這うようにして探していただきました。おかげで幸運にも探していた部品が見つかり、その後も何とか撮影を続けることができました。

　またしばらく、お会いすることができなくて寂しいですが、この次にお会いするときには、思う存分クワ話をさせていただきたく思います。ほんとうにありがとうございました。