「発酵マット作成ノウハウ」
Katayama
私が思いますに、マットは2つと同じ物ができないように思います。仕込んだ時の気温や発酵完了までのかき混ぜ回数、湿度の管理などで同一条件にすることはかなり難しいように思います。しかし、できるだけ同じ物を作りたいので、特に水分に関しては同じ分量にしています。私が今までに失敗した経験として、水分の加えすぎがあります。また、高蛋白のプロテインを混入してアンモニアを発生させたこともあります。 温度が一定であれば失敗はしていません。次に大切なのは仕込み後の管理で、数日後かなり乾燥しているからといって、そこで水分を加えることにより腐敗を招くことがあります。衣装ケースのふたについた水滴を落とし、下から上へとかき混ぜるだけで水分は一定になることが多いです。ただし、天日にて加温している場合はかなり水分が蒸発しますので、適当な加水が必要かと思います。この場合も表面だけをじょろで加水して、全体をかき混ぜる。さらに足りなければ同じことを繰り返す。これで十分です。 昨年はオオクワガタでも70ミリを越えましたが、これは親の素質によるもののようでした。昨年までは薄力粉を5l混入しただけのマットを主に使っていました。 |