究極の朽ち木採集(寝屋川向け採集編)
2013年 春
ヒラタの鉄人
前回に続いて、朽木採集特別編の報告です。 今回は、根っこ系を中心に、心身ともにリフレッシュする意味での雑木林朽木採集報告です。 今回の採集は、大阪の寝屋川市方面にできればお土産に・・・という気持ちを念じながらの採集です。さて、成果はいかばかりであったでしょうか・・・・ 早速ですが、私のお気に入りの福岡市内のとある雑木林に向かってみます。 |
![]() |
<福岡市内のごく普通の雑木林> |
おわかりのように、当方が朽木採集を行う場合は、基本的に朽木を割っても目立たない ような場所を選びます。(狙う幼虫にもよりますが) たとえば、写真のように雑木林であっても中央のいわゆる通り道の部分は恐らく近所の方々が清掃(落ち葉清掃や草取りをして通り易くしてある感じです) 仮に、道の中央に良さそうな朽木があった場合ですが・・・私はそういう所には手を つけないようにしています。 |
|
中央は雑木林を横切る農道ですが、目立つ所での朽木採集は避けて、せめて農道から少し 外れた所で実施したいものです。ところが、私の知り合いに、クワガタ採集をここ数年になって 夢中になった輩がいます。その人にオオクワガタ朽木採集を教えた途端、人の庭であろうと 公共の公園内であろうと、私有地の畑の材であろうと所構わず、問答無用で材を削り散らす始末です。
おまけに、採集したかったクワガタが見つからなかった時は、「おらんばい。こげんとこは良かポイントじゃなか!」と、捨てぜりふを吐いてふてくされ、その場に居あわせた採集仲間の空気を悪くするのは朝飯前。 それだけでは飽きたらず、苦労して採集ポイントを探し出した仲間を名指しで非難し、その鬱憤をメールでところ構わずまき散らすと言った悪態ざんまいです。
|
|
|
横倒しになっているスダジイの下部は、一目で朽ちている事がわかります。(朽ち過ぎな 感じもしますが・・・)その朽ち過ぎて茶色っぽくなった部分をチェックしてみます。 かなり泥状になった朽ちた部位を調べてみると・・・・ |
|
ハイ!すぐに大きな幼虫が姿を現しました。寝屋川市に発射するには持って来いの幼虫 だよな・・・・等とつぶやきながら、とりあえず幼虫ケースへ(おがくずと共に)保管。 ふと、近くをみると、にたようなスダジイ(直径30cm程)の朽ちた材が目に留まった。鉈を入れるというより、足で蹴っても崩せそうなくらい朽ちているが、湿り気もばっちり! |
|
調子よくサクサクと崩していくと、ごろり!と幼虫が姿を現した。紛れもなく、寝屋川市行が確定する幼虫である。ここら一帯の朽木には、寝屋川市行幼虫しかおらんのか・・・と更に崩すと、またもやゴロンと出てくる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|