緊急報告 台風18号による河川敷被害状況 (2013_9)」

Jimmy


 
 平成25年9月15〜16日、台風18号のよる大雨の影響により、河川敷採集ポイントが壊滅的な被害を被りました。その状況をご報告致します。


 
 このような光景を見るのは生まれて初めてです。イヤな予感がしておりましたが、予想が見事に的中致しました。悲惨な光景です。

 

図1 根こそぎ倒れている樹木(その2)


 河川敷に降りるどころの騒ぎではありませんでした。この有様です。この場所を含め、以前の河川敷には水たまり一つありませんでした。
 

図2  決して沼地ではありません

 
  何でしょうか。この景色は...。 ここの河川敷は、ゴルフ場のバンカーのような窪地になっており、一度水が入ると排出される出口がありません。このまま、自然に水が地中にしみ込むと同時に、蒸発して行くのを待つしかないと思います。すでに、水が腐りかけてきており、ドブ川のような異臭が漂い始めておりました。

図3 すでに水が腐りかけており、異臭がしておりました


 流されずに残った樹木の葉も、泥で覆われており、写真で見ると良くわかりませんが、灰色の世界が広がっておりました。
 

図4 泥をかぶった樹木


 数日前まで、ここで朽ち木割り採集をしていたところとはとても思えません。

図5  底なし沼状態です


  このような光景ばかりが目に付きました。将来、これらの倒木が朽ちてクワガタの産卵場所になると思いますが、その頃にはこちらの寿命が尽きているでしょう。
 

図6 このような光景ばかりが目に付きます

 
 同じことを何度も繰り返して申し訳ありませんが、ここは水たまりひとつなかった場所です。夕立や少々の長雨ではビクともしなかったのがウソのようです。この下でカブトムシの幼虫が生きているとはとても思えません。いったいどうなってしまうのでしょうか。

 

図 7 跡形もなくなった立ち枯れや倒木のあったポイント

 
 為す術もない状態とは、このようなことを指すのでしょうか。
 

図8 一面このように水没しておりました

 
 最後まで見ていただきありがとうございました。このように、河川敷採集ポイントは壊滅的な被害を被り、見る影もなくなりました。現場がどうなって行くのか、時々様子を見に行きながら、当面は自宅のクワガタ飼育に専念したいと思います。
 

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