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2014年
7月6日
  とうとう、最後のヒラタクワガタ的存在の国であったベルギーも負けてしまいました。これで、準決勝に残った国は、すべてオオクワクラスの国ばかりとなり、ブラジル大会も個人的にはほぼ終了した感があります。ベルギーは、背が高い選手が多かったので、パラワンオオヒラタ級の国として記憶に留めておきたいと思っています。

 いよいよ、準決勝は南米対欧州の対決となりました。素人目からすれば、どこが優勝しても不思議でない気が致します。しかし、ヒラタクワガタファンとしては、地元であるブラジルやアルゼンチンには優勝して欲しくないところです。できれば、ブラジルの地元でヨーロッパの雄であるドイツとオランダによる決勝を見てみたい気がします。何しろ、地元の開催国が優勝するなど、何の面白みも感じません。(別にブラジルが嫌いなわけではありませんが、好きでもありません。)ただ、残った4か国の中で、最も嫌いなのはアルゼンチンなので、アルゼンチンが決勝に勝ち進めば、無条件で相手チームを応援するつもりです。

 それにしても、準々決勝になると、どの試合も面白い上に迫力がありますね。非常に残念ながら、日本とはランクが数段違う気がしました。体力、体格、技術、気力、どれをとっても、まだまだ学ぶべきものや、如何ともしがたい壁が大きく立ちはだかっているように感じています。
 
2014年
7月5日
 昨日の飼育日記帳で、ヒラタクワガタ的存在の国としてコロンビアを候補の一つに挙げました。その根拠として、ヒラタクワガタの特徴である闘争的、好戦的で気が荒く、相手が強かろうが情け容赦ないと言うアウトロー的なところが特徴と感じていたためですが、ブラジル戦はまさにその特徴がもろに現れていたと思います。ワールドカップらしい激しい試合ではあったものの、不幸にしてブラジルのエースであるネイマール選手に大怪我を負わせてしまうと言う、後味の悪い試合になってしまいました。

 幸い、命に別状はなかったものの、今後の試合には出場できず、ガッカリしているファンの方も多いと思います。特に次の試合はヨーロッパ最強のドイツなので、更なる盛り上がりを期待していたのですが、複雑な心境で観戦しなければならないところが残念でなりません。ネイマール選手は、何といっても今大会のスター選手なので、もう見られないと思うと悲しい限りです。一日も早い回復を願い、また元のように復活して欲しいと願っております。

 それにしても、コロンビアはヒラタクワガタの中でも、特に気性の荒いアルキデスヒラタ級の国であることを、本日の試合を見て再認識した次第です。
 彼らにとって、ワールドカップとは試合でなく闘争の場であるのでしょう。日本の選手は、コロンビアを見習う必要は決してありませんが、このような思いで挑んでくる国も多々あることを肝に銘じておかなければならないことを、この大会を通じて学んでいただければ、出場した意味もあったのではないかと感じる次第です。
 
 ところで、アルキデスヒラタの、この異常までとも思える凶暴さが好きで飼育しておられる方もいると思います(私もその一人です)が、意外と神経質で累代飼育は難しい種であると感じております。(あくまで個人的見解です。)ペアリングして一時間も経たないうちに、オスがメスを挟み殺すことも
通常よくある話だそうで、それを知って迷ったのですが、一か八かペアリングのために同居させたところ、幸い、今現在飼育している個体は、特別おとなしい部類に入ると思われ、奇跡的に一週間無事でした。(ただし、残念なことに幼虫は5頭しか採ることができませんでした。)今後のことを考えると、無事に育ってくれた方が良いのか否か、複雑な心境です。
 
2014年
7月4日
 ワールドカップもいよいよ準々決勝になりましたね。何といっても、サッカー界のオオクワガタ的存在は、ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、オランダだと独断で考えております。では、ヒラタクワガタ的存在の国はどこかと言うと、既に敗退してしまいましたが、チリ、メキシコあたりではなかったでしょうか。

 準々決勝の顔ぶれを見ると、大部分がオオクワガタ級のチームに見えてしまうので、ヒラタクワガタ級のファンとしては、少し寂しい気がするのですが、敢えてヒラタクワガタ的存在の国を選ぶとすれば、やはりコロンビアとベルギー辺りを候補に挙げたいと思います。

 その根拠は非常に独断的で申し訳ないのですが、ヒラタクワガタの特徴である闘争的、好戦的で気が荒く、相手が強かろうが情け容赦ないと言うアウトロー的なところが両チームに共通する特徴として見受けられるからです。その意味でコスタリカは大型のコクワガタ的存在として位置づけられるようにも考えています。

 コロンビアの対戦相手はブラジル、ベルギーの対戦相手はアルゼンチンと、まさに申し分のない最強のオオクワガタ級チームなので、なおさら興味は尽きません。国家の威信を賭けたワールドカップらしい激しい試合になることを楽しみにしている次第です。
 
2014年
6月27日
 残念ながら、日本代表は2敗1分けの勝ち点1でグループリーグを突破することが出来ませんでした。コロンビア戦を見た限り、まだまだ世界の強豪国とは、かなりの実力差があることも、よくわかったような気がします。
 果たして、この差をいつの日か埋めることが出来る日が来るのでしょうか。一個人の目から見ても、それは容易ではないと思います。もっと厳しく言えば、そのような日は永遠に訪れないかもしれません。体格の違い、個人の素質、体力等どれを取って見ても、残念ながらワンランクもツーランクも違うような気がします。

 ある意味で、今回のワールドカップによって、日本代表の限界が見えたような気がしました。いつも通りの戦い方が出来なかったから負けたのではなく、させてもらえなかったと認識しないと、今回の敗戦を次に生かすことは全くできないでしょう。マスコミやネットを始め、専門家やアマチュアに至るまで、バッシングの嵐が吹きまくっておりますが、前回も申し上げた通り、ワールドカップに出場できた段階で、もう合格点をあげてもいいのではないかと考えております。

 あの、スペイン、ポルトガル、イングランド、イタリアと言ったそうそうたる強豪国でさえ、グループリーグを突破できずに敗退しているのです。そう考えると、それほど悲観することもないのではないのでしょうか。日本代表が出場権を獲得してくれたおかげで、世界一流の戦いが4年に一度見られることは、サッカーファンに取ってこの上ない喜びです。ワールドカップを身近にしてくれた貢献度は計り知れません。これ以上何を求めると言うのでしょう。もう十分に役割は果たしてくれています。

 遠い国からわざわざ来てくれたザッケローニ監督には、感謝してもし尽せません。4年に一度の楽しみを日本中に与えていただき、本当にありがとうございましたと、心からお礼を申し上げたい気分です。
 そして、実際に全力で戦ってくれた日本代表の選手には、本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございましたと申し上げるしかないような気がします。

 これから、また4年後のロシア大会までの長い道のりが始まりますが、ぜひ今回の結果にくじけず、6大会連続出場と言う偉業を達成するためにも、捲土重来を期してください。大いに期待しています。 
 
2014年
6月22日
 いよいよ、残すはコロンビア戦のみになりました。もう、テレビや新聞、ネットで嫌と言うほど日本代表のバッシングが始まっておりますが、開催前に本田選手がマスコミに訴えていたように、せめて敗退が決まるまでは叩かないで、全力で応援して欲しいものです。

 専門家や関係者、それに熱烈なファンにとっては、これまでの戦いは期待を大幅に裏切る結果に終わっています。そのことは、サッカーに詳しくない素人の私でも理解できるぐらいです。本戦では、これまでの実績などあまり役に立たないこともよくわかりました。最も期待を裏切ったとされている香川選手を始め、長友選手、本田選手にも容赦のない厳しい目が向けられています。もちろん、ザッケローニ監督にしてもそうですが。

 しかし、これまでの2戦でゴールを決めたのは本田選手ただ一人であることは紛れもない事実です。それに、内田選手は普段通りの実力を発揮できているただ一人の選手であるようにも映ります。

 くだらないたとえで申し訳ありませんが、どんなに一生懸命練習しても、100mを9秒台で走ることが出来る選手は世界中でも限られているように、持って生まれた才能も必要なのが、このクラスの戦いではないでしょうか。もちろん、日本代表になるぐらいですので、才能があるのは間違いないと思うのですが、果たしてそれが、南米やヨーロッパ、アフリカの選手と比較すると、残念ながら、まだまだ超えることのできない差があるように見受けられます。

 目標が低いと怒鳴られそうですが、個人的にはワールドカップに出場できることで初期の目的は達成され、ベスト16に入れば最高だと考えております。決してそれ以上を望むことは、今後もないでしょう。

 先日も申しましたが、たとえ日本代表がグループリーグで敗退しようとも、ワールドカップに出場してくれたおかげで、世界中が注目する国家の名誉をかけた最高の試合をテレビで見ることができると言う、真のサッカーファンには最大の恩恵をもたらしてくれているのも事実だと思います。

 4年に一度の興奮を、これからももたらしてくれるよう、日本代表にはくじけずに、闘い続けて欲しいと思うとともに、熱烈なサッカーファンもあまり高望みをせず、アジア代表としてワールドカップに出続けられることに誇りを持って、これからも末永く応援を続けていってほしいと思います。
2014年
6月16日
 日本、負けました。コートジボワールは強かったと思います。FIFAのランキングは伊達ではなかったことも証明されましたね。戦前の予想では、前半を0対0で折り返し、後半に1点を取って逃げ切ると言う展開を想像していたのですが、思いもよらず前半に1点を先取する形になり、相手の闘争心に火をつけてしまったような気がしました。

 新聞やテレビ、それにネットでは、専門家が敗因を分析しておりましたが、どれももっともだと感じました。個人的に付け加えるならば、雨が日本の得意とするパスサッカーにブレーキをかけたようにも思います。ぬかるんだ芝では、思うようにボールをコントロールするのが難しそうで、パスミスもいつもに比べて非常に多く目につきました。それが原因で相手のカウンター攻撃を何度も受け、体力もいつも以上に消耗したのではないでしょうか。体格や個人技で劣る能力をカバーするには、体力(走力)しかないと思うのですが、それが出来なければどうしようもありません。

 果たして、日本代表はブラジル大会出場が決まってから、雨中の試合を想定していなかったのでしょうか。高温多湿なブラジルでは、スコールのような雨がほぼ毎日のように降る地域もあると聞きます。そのような環境でも得意とする戦術を使うためには、やはりよく似た環境(例えばベトナムやタイ、インドネシア等の熱帯雨林気候地域)で練習を積み重ねることも大切だと思いました。

 8年前のドイツ大会でのオーストラリア戦を思い出された方も多かったと思いますが、せめてもの救いは、失点を2点で抑えたことではないでしょうか。あの時は、3点取られてしまい、得失点差でも追い込まれた状況になりました。残る二試合も、格上の相手ばかりで、冷静に見れば勝機は少ないと思います。3戦目は試合会場もさらに厳しくなるため、日本がコロンビアに勝つ確率は1%もないと思っています。ただ、サッカーはコスタリカがウルグアイに勝ったように、番狂わせが起きやすいスポーツでもあると言えます。

 たとえ、日本代表がグループリーグで敗退しようとも、ワールドカップに出場してくれたおかげで、世界中のハイレベルな試合をテレビで見ることができると言う、サッカーファンには最大の恩恵をもたらしてくれているのも事実です。もし、日本が出場を逃していたら、TV中継も少なかったでしょう。

 今後、日本代表がどのように練習し、鍛え上げてもブラジルやアルゼンチン等の強国に、大舞台で勝てるとは思えません。そこには、超えるに越えられない技術の差、体格の差があると思われます。だからと言って、諦めることなく、これからもメキシコのように、体格では日本とそれほど変わらないチームでありながらも、ワールドカップ出場、そして決勝トーナメント進出常連国となって行くように願うばかりです。4年に一度の興奮を、これからももたらしてくれるように、日本代表にはぜひとも、引き続き頑張っていただきたいと思います。
2014年
6月13日
 いよいよ待ちに待ったワールドカップが始まりました!開幕戦のブラジル対クロアチアの試合、皆さんはご覧になられたでしょうか。結果からいうと、3対一でブラジルが勝ったのですが、クロアチアの反則でブラジルにPKが与えられたことに、話題が沸騰しております。
 何しろ、主審が日本人と言うことで、試合前から話題になっておりましたが、2ちゃんねる掲示板等を見る限り、クロアチアは、判定に不服があって、猛抗議したようです。もちろん、判定は覆りませんが、スレッドを読んでいて、2点の問題に気が付きました。

 PKの判定には、この試合に限らず今までも数多くの誤審と呼ばれている問題が存在しています。しかしながら、サッカーに限らず、人間が瞬時に判断するスポーツには、どうしても誤りがつきものなのではないでしょうか。国内でも野球で良く見受けられると思います。

 私は常々感じているのですが、審判が瞬時に判定(ジャッジ)を下すとは、正確にそのものを見極めること、いわゆる検出(ディテクション)ではなくて、決定(デシジョン)を下すことだと思っています。よって、審判がその瞬間にそのように決定したことについては、たとえそれが誤検出であったとしても、仕方のないことなのだと思います。それが不服なら、サッカーにもビデオ判定を取り入れるしかありません。

 そのように考えると、サッカーと言うスポーツは、結構アバウトなスポーツでもあると考えることが出来るのではないでしょうか。なので、番狂わせも多く、ランキング下位のチームが上位のチームに勝つことも珍しくないのだと思います。

 これまでに、テレビで何度かスロービデオでその場面を見返してみましたが、確かにクロアチアが抗議するように、あのプレーはPKに値するほどのものではなかったと思っています。つまり、日本の主審は誤検出しているわけです。

 クロアチアの選手に対しては、まことに申し訳ない限りです。それに、あのPKがなければ、試合そのものは同点のままもっと白熱した面白い展開になっていたのではなかろうかと想像しております。そうした試合の面白さ、楽しさを失くしてしまったジャッジ(決してミスではありません)は、できるだけなくして欲しいと願うところです。最終的には、実力が上のブラジルが勝つ可能性が高いのですから、もっと、空気を読んでいただきたい。

 それから、これは恥ずかしいと思ったのですが、ワールドカップの主審を務める人が、英語すら喋れないと言うのは、何というか情けないことだと思います。英語は国際共通語として通用すると思うので、最低でも英語ぐらい喋れないと、国際試合の審判は務まらないのではないでしょうか。クロアチアの選手は、主審が何を言っているのかさっぱり解らなかったと言っています。PKほど重要なジャッジをしたのであれば、不十分でも良いから英語で説明する義務と責任が主審にはあると思います。

 私がクロアチアのフーリガンであれば、間違いなく暴れていて、警備員に取り押さえられていたと思います。ヒラタクワガタが好きな私は、元々気が荒いのです。(笑) 

 


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