1月 8日 |
皆さん、明けましておめでとうございます。 昨年は、米国同時多発(正確には無差別)テロが起こり、21世紀の先行きを不安にさせる一年であった。はかない期待とは思いつつ、今年は平穏無事な年であることを祈らざるを得ない。 個人的には、昨年は厄年(昭和35年生まれ)であったようだ。と言うのも、今年が厄年(いわゆる本厄)で、昨年は前厄だとばかり自分では思っていたのであるが、数え年と言うよく訳の分からない数え方で年齢を計算すると、そのようになるそうである。 しかしながら、今年いっぱいは、後厄と言う、これまたよくわからない厄が残っているらしく、もう一年は用心しておく必要があるらしい。 まったく持って、訳の分からない迷信に惑わされて情けないような気もするが、体調の変化が現れる時期だと言うことを、昔の人は経験的に知っていたのであろう。あまり神経質にならず、ほどほどに気をつけたいと思う。 すっかり北半球は冬になった。しかし、それまでに終わらせると言っていた米国のアフガニスタン爆撃は、今も続いている。タリバーン政権は崩壊したとは言え、指導者のオマル師やアルカイダの幹部、それに最重要指名手配人物のビンラーディン氏の行方がわからない状況では仕方のないことだろう。 テロの温床となる背景には、富める者と貧しい者との格差があると言われている。確かにその通りだと思う。テロリストの言う、アメリカとイスラムとの戦いというのは理論のすり替えに過ぎない。ただ、貧しい者の中にイスラム原理主義者が多く含まれているのも事実である。それに、ビンラーディン氏自体は、サウジアラビアの大金持ちの息子であったわけで、貧しかったわけではない。 なのに、どうしてこのような反米感情が起きてくるのか。私にはまったくわからない。嫉妬や妬みからくるのであろうか。それとも、暴力を振い、罪のない人が悲しむのを見て楽しいのだろうか。 いずれにせよ、それらは全て人類が誕生して以来獲得してきた人間本来の持つ本質であるのだから、避けようもないことかと思う。道徳心や慈悲の心が備わっているなどと考えるのは、幻想も良いところだ。 生きて行くのは、本当に厳しい。かといって、死ぬまで生き続けなければならない。それも、人間と言うか、生き物の本質かと思う。 これこそ、何年間かのクワガタムシ飼育を通して得た現実だ。 |
1月10日 |
何と、二日しか経っていないのに日記を書いている。よほど暇になったかと思われるだろう。今年からは、偏ったとしても書けるときには集中的に書く方針に変更したという訳である。 掲示板にも少し書かせてもらったが、今年はいよいよワールドカップサッカーだ。どちらかと言うと、サッカーよりラグビーの方が気に入っているとは言うものの、やはりサッカーは別格である。ワールドカップと言う名の付いたスポーツもたくさんあれど、やはりサッカーこそワールドカップにふさわしい。6月が待ち遠しい限りである。 採集に行かない当方には関係ないが、クワガタ好きの中にもサッカーファンは多いと思われるので、日本の試合がある時にクワガタ採集に出かけるのが今年は狙い目かとも思われるが、いかがであろうか。 希望としては、日本に決勝トーナメントまで行ってほしい。しかし、ベルギーとロシアは相当強いし、予断を許さないであろう。きっと、得失点差で順位が決まりそうな気がする。 日本と同じぐらい応援しているのは、何と行ってもアイルランドだ。あのオランダの出場を阻み、プレーオフでイランに勝って出場を果たした実力あるチームだ。 いつもクワガタにたとえて申し訳ないけれど、イングランドがオオクワガタなら、アイルランドはヒラタクワガタだと思う。皆さんもお好みのチームや選手がいると思われるが、ぜひアイルランドを応援して欲しいと思う。 私の考える、ヒラタクワガタ的存在の参加国 A組:デンマーク B組:スロベニア C組:トルコ D組:ポーランド |
1月22日 |
先日、当方のヒラタクワガタ掲示板を通じて、東京の三鷹市で「諏訪クワガタ昆虫館」が復活しているとのご報告を、kaikai氏よりいただいた。恐ろしく貴重な情報をいただき、ほんとうに感謝する次第である。 さらに、その情報を頼りにMt.TAKAO氏はさっそく様子を探りに行っていただいたようで、これまた心より感謝申し上げる。 「諏訪クワガタ昆虫館」、何故か私にはとても思い入れが深い。昨年の夏、久しぶりに原村ペンションビレッジを訪れたとき、既にその姿はなくなっていたが、まさか東京で復活しているとは思いもよらなかった。それに、東京で「諏訪クワガタ昆虫館」と言うところが何より素敵だ。やはり、どこへ行っても「諏訪クワガタ昆虫館」は「諏訪クワガタ昆虫館」でなければならない。 残念ながら、直ちに訪問することは、我が家の厳しい経済状態の中において、容易ではない。しかし、必ずや実現させたいと願う今日この頃だ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以下は、kaikai氏によってもたらされた貴重な情報である。 ◆三鷹市に「諏訪クワガタ昆虫館」が移転開館(2000年7月20日)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以下は、Mt.TAKAO氏によってもたらされた貴重な視察報告である。 諏訪クワガタ昆虫館行ってきました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
1月25日 |
ご報告が遅くなったが、年末年始の冬休みを利用して、2台目のパソコンを組み立てた。と言っても、会社で廃棄処分になったパソコンのマザーボードを利用して、CD−ROM、FDDドライブ、ビデオボード、メモリ電源を買い足して組んだガラクタのようなパソコンである。ちなみに、ディスプレイは切替器で1台目と共用している。さすがに置き場所もお金もなかったので買えなかった。 最近はパソコン関係の新しい技術について行けず、この辺りで勉強し直さないと、仕事がなくなってしまいそうな予感というか恐れを感じたため、授業料を払うつもりで作成したと言うのが真相だ。これで、もっとコンピュータやネットワークの勉強をしようと思う。 しかし、これを組み立てるにあたって、またまた悲惨な目にあってしまった。まさかと思われるであろうが、購入した電源ユニットが不良品であったのである。 昨年、マザーボードを購入した時も、結局不良品と言うことが判明し、新品と交換してもらった経緯があるが、それに引き続いての不良品騒動になった。しかも、あろうことか、購入したお店が日本橋の同じ○○○マップであったのだ。こんなこともあるのだろうか。余程当方と○○○マップの相性が悪いとしか思えない。 これに懲りて、もう二度と同じ店では買わないと誓うのが一般的かもしれない。しかしながら、○○○マップはやはり安いし、交換にも快く応じてくれたので、75日経てばまた性懲りもなく買いに行くことであろう。今回は、運が悪かった。 よく、何か行動を起こした後で後悔することがある。くよくよするタイプの当方は、人一倍その傾向が強い。でも、よくよく考えてみると、その時はその選択が最善の方法であったはずであり、それ以上でも以下でもないのではないだろうか。 「あのとき、こうしておけばきっとうまく行ったはずなのに。」などと考えるのは、自分自身を過大評価しすぎだと思う。そうしておけばうまく行ったかどうか、実際は本人はもちろん誰にもわからないはずである。それは、あくまでも自分に対しての言い訳に他ならない。 結果がどうであれ、その時点で選んだ選択が、自分にとって最も良い道であったと信じ、それ以外のことは考えないようにして生きて行くことが大切かと感じている次第である。 断っておくが、これはあくまでも一個人の独断と偏見に富んだ考え方であり、今更言うまでもないが、当方が最も忌み嫌うことは、自分の意見を人に押しつけることである。賢明なるみなさんは、ぜひとも虫でなかった無視して欲しい。 たかが、パソコンの部品を買いに行っただけで、えらく話は飛躍しすぎてしまった感があるが、全ての事象は起こるべくして起こっているのである。
|