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8月22日

 

 ああ、とうとう夏休みも終わってしまった。それにても、今年の夏休みはいったい何だったのだろうか。前半は計画通りに家族サービス旅行と順調だった。しかし、後半は悲惨なもので思い出すのもイヤになる。これも日頃の行いが悪いからなのだろうか。何と、一般的に子供にしかうつらないと言われる夏風邪に感染してしまい、扁桃腺がはれて高熱が続くわ、口やのどの奥に口内炎が山のようにできるわで、もうヘトヘト状態。おまけに、お盆でかかりつけの病院は休みときた。

 とにかく、ただひたすら自然治癒するのを待つばかりの日であったが、ようやく先週末より熱も下がって口や喉の痛みも取れ、食事も満足にとれるようになった赤毛で快復しつつある。ヤレヤレ!

 そんな状態だったので、この休み中にやり残したことがたくさんある。ホームページ更新もそのひとつだが、クワ友のitarohさんと会う約束を二度もキャンセルしてしまった。おまけに、長崎のyukohさんからは採集記も送ってもらいながら、アップできずにいた。ほんとうに申し訳なく思う。どうか、大目に見て欲しい。

 とにかく、病気のおかげで夏休みに旅行した記憶が一気に薄れつつある。悲しい限りだ。それでも、始めて韮崎の地に足を踏み入れ、テキサスさんにポイントをいくつか案内してもらったりして、非常に有意義な休みであったことに違いはない。こちらについては近いうちにホームページで紹介させていただこうと思うのでご期待いただきたい。

 期待した台風も大したことなく去って、高校野球も終わってしまった。後は花火大会に出かけると、ほんとうに今年の夏も終わりだ。皆さんは有意義な夏休みをすごされたであろうか。また、近況などお聞かせいただきたい。

 それにしても、健康が一番! 一に健康二に健康。三四がなくて五に健康だ!

8月28日

 

 一昨日の26日、このあたりではシーズン最後の花火大会に出かけた。私自身、特に花火が好きというわけではないが、嫁さんが花火マニアで毎年どうしても一回は見ておかないと気がすまないらしい。なるほど、そういうマニア心は十二分に理解できる。

 いつもは河川敷で見物するのがつねであったが、帰りの道がものすごく混雑する上に、今年は神戸であのような悲惨な事故も起きたことなので、もう少しゆっくりと余裕のあるところで見ようと言うことになり、少し遠いが近くの公園から見ることにした。

 例年通り、午後7時半に始まり、いよいよライマックスというところで、突然の大雨。念のため傘を持っていてびしょぬれは免れたが、日頃の行いがよいとこのような目に遭うのかと、喜んで良いのやら悲しんでよいのやらよくわからない花火見物となった。これで、今年の夏の行事も終わりとなると寂しい気がする。

 寂しいと言えば、この週末は当方の掲示板でちょっとした考えの行き違いがあって、麹町すずめさん、きょーごくさんを始め、掲示板をご覧の方々に不愉快な思いをさせてしまった。あらためて、ここで深くお詫び申し上げたい。

 それにしても、まさか「クワガタと台風の学術的な関連性」を純粋な疑問として質問される方がおられるとは夢にも思わなかった。やはり、人それぞれ物事に対する考え方や捉え方は千差万別であると言うことを痛感した次第である。

 当方の掲示板は、ディベートのような討論の場ではなく、あくまでも閑話休題的な、たわいもないクワガタあるいはそれに関する話を中心に、肩の凝らない井戸端会議的な雰囲気を目的としており、よく言えば気楽な、悪く言えばいかげんな掲示板であると言えるかも知れない。

 よって、クワガタに関する知識の習得や疑問の解決を目的とする人にとっては、物足りないように感じられるだろう。しかしながら、クワガタに関するたくさんのホームページや掲示板がネット上に存在する今日、そのような毒にも薬にもならない掲示板があっても良いのではないかと思っている。

 とは言え、そうしたことを含めて大局的にとらえられなかった私は、掲示板の管理者として不適任かもしれない。そのような者が管理している限り、今後も同様の問題が発生することは十分考えられる。やはり、このあたりで掲示板のあり方や存続も含めて、見直しが必要なのだろう。

 「このあたりが潮時!」と、スパッと終了するほうがよほどスマートかもしれない。しかしながら、一人でも書き込んでくれる人がいる限り、続けて行きたいと言う気持ちもあるのが正直な気持ちだ。このように、往生際の悪さも当方の性格のひとつであるのである。

 いずれにせよ、掲示板の存続問題は、当方のホームページ作成にご協力いただいたみなさんの意見を良く聞いた上で慎重に判断させていただこうと思うので、どうか今後ともご支援よろしくお願い申し上げたい。

 それから、今後ぜひお願いしたいこととして、掲示板や相談室に書き込まれている内容については、あまり深く追求することなくさらりと受け流し、どうしても確認しておきたいようなことがあれば、個人的にメールする等のご配慮をしていただければ幸いである。

 こういうことを書くと、またひんしゅくを受けると思うが、私は台風だけでなく地震や火山の噴火、または時々TVの特番にある警察密着ドキュメント番組なども大好きな、無責任きわまりない人間である。これからは、できるだけ書き込み内容には気をつけようと思うが、お調子者なので、きっとまたいいかげんな発言を繰り返すかもしれない。その時は、ぜひとも見逃して欲しい。

9月 4日

 先月の24日(金曜日)、当方の掲示板でもおなじみのitarohさんが、拙宅へ表敬訪問しに来られた。当初の予定では、8月10日に来ていただくことになっていたのだが、当方が手足口病と言う通常は子供にしか感染しないと言う夏風邪に感染し、ダウンしてしまったために、延び延びになっていたものである。

 お互い当日は仕事があったが、早めに切り上げて夕方の6時に駅の近くで待ち合わせ、予定通り当方でさっそくクワガタ談義に花が咲いた。もちろん、話の中心はヒラタクワガタの採集と飼育である。itarohさんは、夏場の樹液採集で奈良県産ヒラタクワガタをゲットしたらしく、とても羨ましい限りである。かくなる上は、累代飼育に成功して来年は里子に出して欲しいものだ。

 夏休みの旅行で見つけた信州(安曇野)の採集ポイントについても、地図を眺めながら確認したところ、ほぼ同じ場所である事が判明。そこから車で15分ぐらいのところに私の知り合いが住んでいるので、機会があれば来年以降じっくりと探索してみたいと思う。

 ところで、この夏泊めてもらった知り合いの家は、毎晩カブトムシが飛んでくると言う羨ましい環境なのだが、聞くところによるとitarohさんのご自宅にもカブトムシはもちろんヒラタクワガタまで飛んでくるらしい。直線距離にして100m程のところに発生源らしき雑木林があるとのことだ。しかし、その間にはJRが通っている。ヒラタクワガタの飛翔能力もなかなか侮れない。

 飼育環境や採集に関するよもやま話をするうちに、ちょうど良い時間になったためお開きとなったが、また時間が許せば遊びにいていただきたいと思う。

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几帳面で紳士なitarohさん

 

9月10日

 自宅のAthlonマシンが、起動時あるいはアプリケーション使用時にフリーズすることが起きると以前にも報告したことがあると思うが、この現象はこの夏の間ほぼ毎日のように発生した。ファイルをコピーしているときや、インターネットに接続しているときもお構いなしである。

 最初は放熱の問題かと思い、ケースの側面をはずして通気性がよいようにしてみたりしたものの、一時的には良くなったように見えても、またすぐに再発するようになった。だいたい、ケースの側面をはずしたままの状態でないと動作しないなんて、クロックアップのような改造でもしないかぎり起こり得ないと思う。

 9月に入り、少し余裕が出てきたので本格的に不具合の原因を調べることにした。ネット上のHPや掲示板をくまなく閲覧し、試してみたのが以下の項目である。

1.最小構成にて、OSを再インストールする。(windows98、Me、NT、2000)
2.ビデオボードを取り換えてみる。
3.モデムモードを取り換えてみる。
4.メモリを取り換えてみる。
5.上記のカードを差すPCIバスを入れ替えてみる。
6.同じAthlonCPUを借りてきて、取り付けて動作させてみる。
7.ケースファンを取り付けてみる。
8.マザーボードのBIOSを最新のものに更新する。
9.マザーボードの主電源の動作電圧を3.3Vから3.4Vに変更する。

 これらすべての項目を試してみたものの、症状はまったく改善しない。さすがに、これはどう見てもマザーボードの不具合なのではないかと言う結論に達し、マザーボードを購入した店に相談しようと、先日の土曜日に日本橋まで出かけたのである。

 応対に出た店の人に症状を説明すると、「確かに、お話を伺う限り、マザーボードに原因があるとしか考えられないように思いますが、修理するとなると約一ヶ月ほどお時間を頂戴する事になりますが、それでもよろしいでしょうか?」

 と言うことは、その間パソコンが使えなくなると言うことである。「一ヶ月! そうですか。ところで、修理するとなるといくらぐらい費用がかかるのでしょう?」と聞くと、「保証期間内ですので、無償にて修理させていただきます。」

 「わかりました。そうしたら、よろしくお願いします。」と、修理する際に必要な書類に住所と名前を書き込んで、修理する事にしたのであった。

 修理に出したものの、一ヶ月間もパソコンが使えないのは辛いし、わざわざ日本橋に出てきて、このまま帰るのも悲しい。ちょっともったいない気もするが、ここはPC組立ての授業料を払ったと思って、思い切って新しいマザーボードを購入する事にした。

 通常、このような事情でマザーモードを買い換えるときは、別のメーカーのものにするのが一般的かもしれない。しかし、自分なりに考え抜いた上で購入したマザーボードだったこともあるし、不具合はたまたま前回購入したマザーボード固有の問題だと考えていたので、もう一度まったく同じマザーモードを買うつもりでいた。

 ところが、既にそのマザーボードは旧製品と化していて、日本橋広しと言えどどこを探しても見つからない。代わりに、チップセットがマイナーバージョンアップされたものが売られていたので、すこしばかり不安であったがそれを買うことにした。

 自宅に戻り、さっそくケースに組み込んで動作させてみたところ、今までの不調が全くウソのように快適に動くではないか。様々なOSで動作させてみたが、何のトラブルもない。やっぱり、動作不良の原因はマザーボードの不具合だったのだ。

 結局、最初の頃は電源容量とか、放熱の問題、コア欠けとかいろいろと原因を考えてみたものの、すべて関係なかった。一般的にDOS/Vパソコンなんてこんなもんなのかも知れない。特殊な部品や故障していない部品さえ使えば、動いて当然の世界なのだろう。それでは面白くも何ともないので、パソコンマニアの人は飽きたらずにクロックアップ等の改造を試みるのだろう。何となく気持ちが分かるような気がした。当方も、これを機会にパソコンの勉強をし直そうかと思う今日この頃だ。

 なにはともあれ、これでようやく当方も正式にアスリートの仲間入りを果たすことができたし、これからは今までより快適なPCライフが送れそうな気がする。本当に良かった。めでたし、めでたし!

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ファンが付いたKT−133Aノースチップ

 


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