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6月 1日

 何と、4月と5月は一度も日記を書かなかった。 これは新記録かもしれない。いっそ、このまま日誌を休止しようかとも考えたが、これがなければホームページ更新のネタがなくなってしまうと思い、恥ずかしながら再開させていただく。

 先程、ようやく前回の日誌を読み返したところだ。何やらパソコンを組立ようとしたところで終わっている。クワガタに関係なくて申し訳ないが、とにかくこの顛末を書かないことには次に進めない。既に記憶の彼方に行ってしまい、正確でないかもしれないことを断りつつ、書かせていただく。

 結論として、多少のトラブルに見舞われたが、以外とスムーズに組立は終わり、自宅及び実家のパソコンとも、現在は順調に動作している。実家のパソコンについては、マザーボードとCPU、ケース以外、メモリ、CD−ROM、ハードディスク、フロッピーディスクを交換した。さすがに、電源を入れただけでは起動しなかったので、BIOSを初期化することとなったが、それ以降OSのインストールも順調に進み、今では実家で余生を送っているところだ。

 電源強化のため、新しくケースを購入した自宅のAthlonマシンであるが、こちらはBIOSの初期化すら必要とせずに、以前より使用していたハードディスクも認識し、すぐに使用可能となった。それでも、やはり何となく気持ち悪い気がしたので、OSから再インストールした。ハードディスクは、カートリッジ式のモービルラックに取り付け、いつでも取り外しができるようにしている。ハードディスクは家族3人それぞれ自分のものを持っているので、トラブルが発生しても被害が及ばないので便利だ。特に、息子のディスクには、雑誌の付録に付いてくるゲームがやたらとインストールされているので、いつおかしくなっても不思議でない。

 こんな状態で、パソコンの組立については、予想以上にスムーズに完了した。ただ、最近自宅のAthlonマシンが途中でフリーズしたりすることが起きたので、放熱の問題かと思い、ケースの側面をはずして通気性がよいようにしてみた。すると、ほんとうにそれ以降フリーズすることがなくなった。Athlonは熱に弱いのであろうか。それとも、マザーボードのチップセットの方が弱いのだろうか。いずれにせよ、これから暑くなるので少し心配している。

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BIOSを初期化して動いた実家のK6−2PC

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熱に弱そうな自宅のAthlon900MHzマシン

 

7月18日


 気が付けば、もう7月も半ばを過ぎようとしている。もともと日記を書くのが苦手というか持久力が足りないため、続けようと言う気持ちはあるにもかかわらず、思うように続かない。これは性格だから仕方ないとは思いつつ、実に情けない話だ。

 いつものごとく言い訳になるが、特にここ数ヶ月はホームページをゆっくりと見る時間も持てないぐらい用事が多かった。時間が取れたとしても、更新作業をするよりは、ゆっくりと休みたいという気持ちが勝り、自然とパソコンから足が遠のいたのも事実である。

 まあ、無理をしても始まらないので、ボチボチやって行こうと思う今日この頃だ。

 樹液採集のシーズン真っ最中のこの時期、相変わらず飼育に明け暮れており、とても採集に行く余裕などない。もともと、採集が下手くそだから余程の思い入れがない限り採集に出かけることがない。マムシやスズメバチ、それに大きな蛾が怖いので、どうしても夏場の樹液採集、灯火採集は尻込みしてしまう。やはり、恐がりは飼育に専念するのがよさそうだ。

 ところで、この5月に福岡のゲンさんから志賀島産ヒラタを送っていただいた。北部九州地域は、ツシマあるいは壱岐ヒラタに似たヒラタと本土ヒラタが混在しているようで、ヒラタ好きにはたいへん魅力的な土地であるが、志賀島周辺に生息しているヒラタは本土ヒラタそのものと言った感じがする。みなさんは、いかが思われるであろうか。詳しくは本土ヒラタの産地別大顎形状比較をご覧いただきたい。

 

7月19日


 ヒラタクワガタ人気投票を見ていると、見たことも聞いたこともないヒラタを追加投票して来られる方がおられるようで、ヒラタクワガタファンの層の厚さと言うか、造詣の深さに感心させられてしまう。と共に、ついて行けなくなった自分が寂しい。

 ところで話は変わるが、今年は6月初めから飼育部屋にて24時間冷房運転を始めた。 国産のクワガタだけならばそのような必要もないと思うが、何時の間にやら外国産のクワガタ(特にアンタエウス、グランディスなどのオオクワガタ)を譲っていただき、飼育するようになったものなので、空調は必要不可欠となった。

 一体、電気代がどのぐらいかかるか予想もつかない。請求書をみるのがちょっと怖いし、家内の対応も心配だ。あまりにも電気代が高ければ、やはり高価な外国産クワガタ飼育は再考しなければならないと思う。

 みなさんは、どのようにして外国産を飼育しておられるのであろうか?

また、良い知恵があれば聞かせていただきたいと思う今日この頃だ。

 

7月24日


 ここ一ヶ月余りの間に、アマミヒラタとオキノエラブヒラタが続々と羽化したが、そのサイズの小ささには自分ながら開いた口が塞がらない。50を超えるものは数えるばかりで、そのほとんどが40台と来た。よほど飼育環境が悪いか、発酵マットの品質が良くないのだろうか。

 昨年は、もう少し良い結果が出ていたようにも思う。もしかしたら、累代の影響が出てきたのかも知れないと考えて見たりするが真相は不明だ。まあ、これが実力と言えば言えないでもない。いままで運が良かったようにも思うし...

 たくさん飼育すれば、中には大型個体も羽化するものだが、例外もあるようだ。来年はもう少し飼育方法を根本的に見直そうと思う。このままでは、何をしているのかよくわからない。何か目的を持たなければ行動を起こせないと言うのも悲しい性だが、やはり飼育の醍醐味は大型個体を羽化させることにあると思う。

 国産ヒラタにも菌床飼育がよいのだろうか?個人的には、自然環境に最も近いと思われるのが材飼育で、その次が菌床飼育、最も人工的なのが発酵マット飼育と考えている。発酵マット飼育で大型個体が出るというのは、決して自然環境に近い飼育方法が好ましいとは言い切れないことを物語っているようにも思うが、いかがであろう? 菌床の色と発酵マットの色、較べるまでもなく対照的である。 美味しそうに見えるのは菌床に思うが、偏見であろうか? ぜひまた、意見を聞かせて欲しい。嗚呼、それにしても大型個体を羽化させる上手な人が羨ましい。

 

8月 1日

 昨日、奈良オオクワセンターより2001年度の総合カタログと奈良オオクワセンターニュース最新号が届いた。まだじっくり読んでいないので何とも言えないが、定期的に良くこれだけのものを用意することの出来る奈良オオの底力を感じる。まさに、恐るべし奈良オオと言う感じだ。

 ニュースをみていると、ウェストウッディーのペアが75万円だとのこと。信じられないような値段が付いているが、既に売れているのであろう。よくよく考えてみれば、奈良オオよりマニアの方がよっぽど恐ろしい。

 今回はオオヒラタ系が品薄状態らしく、入荷待ちと書いてあった。オオクワの陰に隠れて人気のないヒラタなのに、珍しいこともあるものだ。何はともあれ、ヒラタファンとしてはうれしいことに違いはない。

 それよりも、今回目を引いたのは奄美スジブトヒラタが出ていたことだ。思わず電話しようかと迷ってしまうが、ここはグッと我慢しようと思う。何しろ、これ以上飼育数を増やすことは自殺行為に等しい。本人はもちろん家族にも迷惑をかけるし、何よりかわいそうなのは、そのような中途半端な状況で飼育されるヒラタクワガタだろう。お盆も近いことだし、これ以上いらぬ殺生はやめるように決めた。

 クワガタ以外ではデジタルノギスが欲しい。いつか買おうと思いつつ、なかなか手が出ないグッズのひとつである。これを買うとサイズに対するこだわりが出て、もう少し成績も良くなるかと考えたりするが、なにしろ高い。迷ったあげく、今回も見送ることになりそうだ。

 総合カタログのトップに「世はまさにオオクワガタの時代」と書かれてあった。「そんなことはない。ヒラタクワガタの時代でもある。」と思っているのは、やはり私だけだろうか。ああ、悲しい。

 何はともあれ、明日から夏休みだ。 数年ぶりに信州まで旅行することになった。時間があれば山梨まで足を伸ばす予定だ。どのような結果になるか、またご報告したいと思う。

 

 


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