春の奈良オオ報告!
(2000/04/01) 

Jimmy


 4月1日、約2ヶ月振りに奈良オオへ行って参りました。

 飼育日記帳でも少し書きましたが、用事で奈良へ出かけた時は、どうしても立ち寄りたくなるのが奈良オオなのです。何を買うでもないのに立ち寄ってしまう奈良オオの魅力とはいったい何なのかよくわかりませんが、個人的にはせっかくここ(橿原)まで来たのだから、奈良オオにでも寄らないと、何か損をした気持ちになるからなのかもわかりません。(貧乏性)

 何を買うでもないのに午前中から出かけてみましたが、さすがに開店早々とあってお客さんはちらほらと言う感じでした。しかし、それから15分もしないうちに、続々とマニアらしき人たちがつめかけて来るところが、今の奈良オオの勢いを象徴しているように思います。

 さて、今回目についたのは、以前より標本の数が増えていることです。藤田和久さんが加入されてからパワーアップしたのか、スマトラオオヒラタやアルキデスの大歯、中歯、短歯形などがきれいに標本にされておりました。最近個人的に気に入っているパリーもあって、なかなか見応えがあります。
 

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アルキデスの長歯形標本

アルキデスの短歯形標本

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最近お気に入りのパリー

ヘラクレス リッキー


 標本はあまり興味がなかったのですが、じっくり見てみると確かに素晴らしいものだと思います。まさに、芸術品と言う感じです。と言っても、これから本格的に標本作りを勉強する気力は出そうにありません。(^^;

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ボルネオティタヌス

アマミスジブト62mm


 ボルネオ産のオオヒラタもあります。今や、外国産オオヒラタの定番と言ったところでしょうか!
今回、それ以上に気になったのは、奄美大島産スジブトヒラタ62mmです。

 スジブトヒラタは、国産ヒラタクワガタの中でも繁殖飼育が難しい部類に入るのではないかと思われます。まして、大型個体を羽化させるには並大抵ではないと感じております。これまでに何度かペアリングを試みておりますが、少ししか卵を産まなかったり、幼虫時に死亡する個体が多かったりして、満足のゆく結果を出せていないのが正直なところです。ペアで30000円が高いか低いかは別問題として、個人的にスジブトヒラタだけは、今後も飼育を継続して行きたい種の一つです。

  

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