鷹の渡り


渡りの鷹 螺旋状に 廻翔し


鷹柱後續 澄碧に 舞ふ


上昇氣流に 乘る 妙技は


鳥に問ふ 其は 汝が才か天の導きかと










鷹 たか  たか目の鳥のうち、小・中形の
一群の總稱。ここでは、さしば、はちくま、
のすり等を指す。

渡り わたり  鳥等が季節によって生息地
を變えること。なお、南へ渡る鷹等野鳥の
渡り場所として、長野縣白樺峠が有名。

螺旋 らせん  螺(にし)の殼のように旋囘し
た筋 

廻翔 くわいしやう  空に廻り飛ぶこと

鷹柱 たかばしら  數百匹の鷹が、上昇氣流
に乘つて、輪を描きながら、空を昇る状態を
いう。

上昇氣流 じやうしようきりう  大氣中で、
鉛直方向に昇る空氣の流れ。

後續 こうぞく  後から續くこと

澄碧 ちようへき  秋の空

其 そ  それ

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