帝釋峽          帝釋峽


峽谷の流水 巨岩を穿ち


彫琢萬年 石橋を成せり


至柔の水 堅岩を貫くを見れば


忽ち覺ゆ 柔よく剛を制す 將に是かと












帝釋峽 たいしやくけふ  廣島縣北東部、
帝釋川の峽谷。二十キロにわたる石灰岩
臺地の浸蝕により形成された岸壁で知ら
れ、石灰洞が多い。川の水が岩に穴をあ
けてできた天然の橋、雄橋(おんばし)
が有名。

穿つ うがつ  穴をあける

彫啄 てふたく  きざみ磨くこと

萬年 まんねん  非常に長い年月

石橋 せきけう

至柔 しじゆう  この上なく柔いこと

柔よく剛を制す じゆうよくごうをせいす
柔軟なものが、そのしなやかさを利用して、
剛強なものを破こと。

將に まさに

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