四角い太陽         四角い太陽


北海の寒曉 旭陽を 待てば


異形の光彩 線上に 出でたり


紅暾 將に 四角の麗姿なれば


忽ち疑ふ 我が眼 幻影を觀たるかと










四角い太陽 しかくいたいやう  四角い太陽
とは、北海道北東部、野付半島等の沿岸で、
厳冬の明け方、水平線上から昇った太陽が、
時により、四角く、時には、ワイングラス状に、
形を変えて見える現象。

 冷え切った空気と海上の温度差による蜃気楼
現象だと言われる。

寒暁 かんげう  寒い明け方

旭陽 きよくやう  朝昇る太陽

異形 いぎやう  普通とは違った形

光彩 くわうさい  きらきらと輝く光

線上 せんじやう  水平線上

紅暾 こうとん  紅の光

將に まさに

麗姿 れいし  うるわしい姿

忽ち たちまち

眼 まなこ

幻影 げんえい  まぼろし

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