サロベツ原野         サロベツ原野


最北の原野に 濕原 擴がり


黄金の睡蓮 水面に 浮ぶ


雲抱く 彼方の麗峰を 眺むれば


覚ゆるは 無邊の勝景 将に是かと










サロベツ原野 サロベツげんや  北海道北
西部、宗谷・留萌支廳にまたがる原野。
内陸部は、東西七キロメートル、南北二八
キロメートル、二百平方キロの廣大な泥炭
濕地。

黄金 こがね

睡蓮 すいれん  ここでは、根室河骨(ねむ
ろかうほね)を指す。すいれん科の多年草で、
沼澤に自生。夏、長い花柄を水面に出し、黄
色の一花を開く。

水面 みなも

麗峰 れいほう  美しい峰。ここでは、利尻
             山を指す。

無邊 むへん  廣大で、はてしのないこと。

勝景 しようけい  絶景

將に まさに

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