龍頭の瀧          龍頭の瀧


紅葉の錦繍 溪流を彩り


怒濤の溪水 龍頭に落つ


鮮彩 奔流の瀑布を 眺むれば


忽ち覺ゆ  塵心 清心に變ずるを










龍頭の瀧 りゆうづのたき  栃木縣日光國
立公園内にある瀧。湯の湖から流れ出た湯
川が、中禪寺湖に注ぐ手前にある。男體山
から噴出した熔岩が造り出した岩肌を全長
二一〇メートルにわたって流れ落ちる。瀧
壺近くが大きな岩によって二分され、その
樣子が瀧の頭に似ていることから、この名
がついたといわれる。春のツツジ、秋の紅
葉の名所。

錦繍 きんしう  錦と刺繍を施した織物。
              紅葉、花などのたとえ。

彩り いろどり

龍頭 りゆうづ  ここでは、瀧壺近く、龍
          の頭に似た岩の部分を指す。

鮮彩 せんさい  鮮やかな彩り

奔流 ほんりう  激しい勢いの流れ

瀑布 ばくふ  たき

塵心 ぢんしん  俗界のものごとにけがれ
              た心 

清心 せいしん  けがれのない心

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