懸巣


翆翼の好鳥 樹枝に留まり


收穫の果實 探索するが如し


貯食 記憶の名手に 聞く


超絶の特技 何處より得たるかと



















懸巣 かけす  カラス科の留鳥。紫褐色の
體。青色の翼。秋には、ナラやカシなどの
どんぐりや、カキなどの果實を好んで食べ
る。

 このどんぐりを、冬に備えて落ち葉の下に
隱して貯食する習性がある。隱し場所は、
最大四千箇所にのぼる場所を、正確に記
憶している。どこに隱したか、忘れることは
ない、と言う。

 腦内に「地圖アプリ」を持つているような
ものである。更に、他の鳥の鳴き眞似も上
手という、多藝多才な鳥だ。

     「鳥の話 細川博昭著 SB Creative 」




   参照  付録 「虚心妄語集 第3回 」




翠翼 すいよく  青い翼


好鳥 かうてう  美しい鳥


樹枝 じゆし  樹のえだ


留まる とまる


超絶 てうぜつ  ぬきんでていること


何處 いづこ  どこ

 虚心妄語集   第3回

戻る 進む TOP