蕪栗沼


群鳥の羽聲 沼地に 轟き


早曉の朱天 黒點 覆ふ


無數の亂舞 影繪に 變じ


幽姿無上に 唯 恍然とするばかり














蕪栗沼 かぶくりぬま  宮城縣大崎市にあ
る沼。一キロ四方の小さな沼で、毎年六萬
羽のガンやハクチョウが越冬のため訪れる。
特にマガンは、國内有數の飛來地。早朝は
飛立ち、夕方ねぐら入りする姿が見られる。

羽聲 うせい  羽うつ音 

早曉 さうげう  明け方

朱天 しゅてん  朱色の空

黒點 こくてん 黒色の點

覆ふ おおふ

幽姿 いうし  優美な姿

無上 むじやう  この上もないこと

恍然 くわうぜん  うっとりとするさま

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