翡翠          翡翠


溪流の翠鳥 俄かに 高飛し


降下即捕らふ 水中の魚


翠羽と捕獲の 妙技を 見れば


忽ち覺ゆ 才色兼備の鳥 これなりやと










翡翠 ひすい  カワセミの異稱。コバルト色
の背と橙色の下面を持つた、くちばしの大き
な美しい小さな鳥。水邊の寶石とも呼ばれる。
平地から山地の川、池、湖などの水邊に棲息
し、單獨またはつがいで見られる。空中で停
空飛翔し、水中にダイピングして小魚を捕え、
ハゼ類のような底棲魚も巧みに捕える。

萃鳥 すいてふ  カワセミのこと
                
俄かに にはかに  だしぬけに

高飛 かうひ 高く飛ぶこと

萃羽 すいば カワセミの羽

忽ち たちまち

才色兼備 さいしよくけんび  才色の兩方を
備えていること。ここでは、カワセミの優れ
た捕獲の才と、宝石のような美しさの兼備を
指す。

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