越後冬景


遠望の白嶺 碧天に 煌めき


近傍の列樹 雪原に 見ゆ


彼の稻架木 是かと 凝視すれば


蕭然たる立姿に 唯沈思するばかり














越後冬景  えちごとうけい  

白嶺 はくれい  白いみね

碧天 へきてん  あおぞら

煌めく きらめく

近傍 きんばう  近辺

見ゆ まみゆ

稲架木 はさぎ  刈り取った稲を、乾燥させる
ために掛ける木。今は、ほとんど見られなくなつ
たが、かつて、稻架木は、越後平野の田園風景
のシンボルであった。

蕭然 せうぜん  ものさびしいさま

沈思 ちんし  思いに沈むこと

戻る 進む TOP