おきにいりの食 食事の巻 その１

八起庵の鳥料理

八起庵の鳥料理はずっと食べてみたくてしょうがなかった。でも水炊きは予約が必要で、あきらめて

予約なしで食べられるカウンターで鳥料理のコースを食べたのが最初だ。

夜だったのでかなり値が張り、当時学生の私にはちょっと、という感じだったが、母と一緒だったのでその点は安心だった。

確か８０００円から１００００円のコースがあっていろいろな鳥料理が出てくる。

刺し身や鳥のスープ、カリカリに焼いた手羽先、そして最後には食事として、ごはんとか冬なら鴨なんばとかがでてきて

おなかいっぱい。味はもちろんおいしいのだが、何といってもお店の雰囲気とご主人のほのぼのとしたところがいい。

いきなりポラロイドで写真をとってくれたりするし、何回か行ったら顔を覚えられて話し掛けられた。

そして、お店のカウンターに座ると次は何がでてくるのか、楽しみにしながら板前さんの仕事も見れて安心できる。

このお店は本店の他にホテルにもお店を出している。

さて、水炊きだがもちろん後日食べた。母と二人で行ったのだがお店の人が驚くほど、最後の雑炊はきれいに食べたのだった。

冨美家のうどん 冨美家鍋

冨美家は錦市場にあるお店。市場にあるせいか夜は早めに、確か７時前に閉まってしまう。

ここでのおきにいりは冨美家鍋という鍋焼きうどんで、値段も６００円しないという安さ。

関西風のだしというよりはもっと甘目だが、１度食べると結構クセになってしまい、ついつい行ってしまう。

店頭では持帰り用のうどんやお好み焼きも売っている。お好み焼きはキャベツも卵も入っていてあとは焼くだけという手軽さ。

結構気に入っているお店なのだが夜早く閉まってしまうのだけは残念！

夫もここのうどんのファンで、京都に行ったら食べたい！というほどのお気に入り。

私もここなら値段が安くて安心だし大満足のお店である。

サンチョのサラダと生ジュース

四条河原町を１つ入った路地にある。サラダの店とうたっているだけあって、大盛サラダがついた洋食のお店。

もちろんサラダだけ単品もあるが、いつも私が頼むのは照焼きステーキセットだ。

これにはパンかライスと生ジュースがついている。もちろん照焼きステーキにはサラダがいっぱい。

どうしてかよくわからないがここのサラダは新鮮でおいしい。スライスした野菜を流水で洗ってるからか？とも思うのだが。

そして生ジュース。これは旬の果物を使ってその場で作ってくれる。常に４、５種類から選べる。

私はバナナかイチゴが好き。

ここはあまり広くないがカウンターもあるので一人でも入りやすい。私も一人旅の夕食は結構お世話になりました。

女の子かカップルがほとんどで、時間によっては行列のできるお店。

地元の人が多いみたい。私も京都出身の友達に教えてもらったのでした。

祇園 権兵衛のそば

とかく値の張るお店が多い祇園で安心して食べられるそば屋。

ちょうど祇園切り通しを入ったところで赤いちょうちんが目印。

京都ならではの けいらん しっぽく といったメニューも有ります。

ここで食事してから向かいの都路里で抹茶シャーベットパフェを食べる、というのが私のひとつのおきまり。

天下の嵯峨豆腐 森嘉の豆腐が食べられる嵯峨野

残念なことに最近行ってないのだが、森嘉の豆腐が食べられるとても雰囲気のあるいいお店。

名前の通り嵯峨野にあります。少し奥に入ったところで初めてだったら見つけづらいかも。

入るとたくさんの和食器が飾ってあってとても落ち着きます。

豆腐づくしで３５００円くらい。

京都で豆腐というと南禅寺の豆腐も有名だけど私は絶対嵯峨豆腐をおすすめします。

冬に行った時には森嘉に行って豆腐とがんもを買って帰りました。

洋食コロナのふわふわたまごサンド

サンチョの近くにある洋食の小さなお店。

ここのたまごサンドはふつうのたまごサラダとは違ってふわふわあつあつの卵焼き

がはさんであります。

私が食べた時には５００円くらい。

他にも洋食がひととおりあります。

十二段家のお茶漬けについてくる絶品出し巻

十二段家は京都内に何軒かあるお店。お茶漬けも有名だがすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ

も有名。ただ私はお金が無いので、いつもお茶漬けのセットだけ。

お茶漬けは季節のお漬物と一保堂のほうじ茶が急須ごと出される。最初はご飯とお漬物で

最後にお茶漬けで食べるのが通のようだ。

このお茶漬けにでてくる出し巻があつあつでおいしい。

すき焼きを頼んだら食べれないという心配は御無用。一品料理で頼めます。

祇園の有名な御茶屋一力の近くにもあるがここでお茶漬けだけだと非常に肩身も狭く

雰囲気もあまりよくない。

行くなら丸太町か詩仙堂そばの一乗寺にしたい。